
舞台『CITY』で藤田貴大と柳楽優弥が初タッグ。現代の都市を舞台に、善と悪の相克を描く
マームとジプシー主宰・藤田貴大の新作『CITY』が、彩の国さいたま芸術劇場で上演される。本作の主演を務めるのは、藤田作品初出演となる俳優・柳楽優弥。そのほか井之脇海や宮沢氷魚など、気鋭の俳優陣が顔を揃える。上演期間は5月18日~26日。

マームとジプシー主宰・藤田貴大の新作『CITY』が、彩の国さいたま芸術劇場で上演される。本作の主演を務めるのは、藤田作品初出演となる俳優・柳楽優弥。そのほか井之脇海や宮沢氷魚など、気鋭の俳優陣が顔を揃える。上演期間は5月18日~26日。

伝統的な日本画の様式と現代的なモチーフを巧みに融合させ、ユーモアあふれる作品で高い人気を誇る画家・山口晃。その最新個展「昼ぬ修羅」が、横浜能楽堂で開幕した。能楽堂全体を使った本展とはどういうものなのか。レポートでお届けする。

ドイツを拠点に、絵画や彫刻、ドローイング、水彩、版画、写真、映像など多様な作品を発表してきたイケムラレイコ。これまで手がけてきたすべてのメディアを網羅した約210点の作品が集まる大規模個展「イケムラレイコ 土と星 Our Planet」が東京・六本木の国立新美術館で1月18日にスタートした。

東京・品川の原美術館が、2019年の展覧会ラインナップを発表した。現在開催中の「ソフィ・カル−限局性激痛」に加え、2つの企画展を開催する。

今週始まった展覧会と1月20日までに終了する展覧会のなかから、とくに注目したい3つをピックアップして紹介。この機会をお見逃しなく。

ニューヨークを拠点に活動を行っている画家、アレックス・ダッジの個展「情報のトラウマ」が、東京・神楽坂のMaki Fine Artsで開催される。会期は3月23日~5月5日。

東京都美術館と東京藝術大学が協働し、東京・上野公園を拠点に活動する「とびらプロジェクト」の、次年度の募集が1月より始まる。その概要とプログラムの一部を紹介。

身近な共同体を社会形態の縮図として、映像やパフォーマンス、文章、詩、など多彩なメディアを横断するような作品を発表してきた森栄喜。東京・新宿のKEN NAKAHASHIでの個展では、森が初めて撮影・編集のすべてを手がけた映像作品《Letter to My Son》と、便箋や封筒と写真を組み合わせた7つの作品「Letter to My Son(#1~#7)」を発表した。本展を、美術家の原田裕規がレビューする。

トランプ大統領が選出前から公約に掲げていた「国境の壁」の建設費をめぐり、連邦予算の成立が滞り、2018年12月22日からアメリカ政府機関の一部が閉鎖されている。この「閉鎖」により、連邦予算で運営される美術館などが休館に追い込まれている。

オーストラリアを代表する女性アーティスト、パトリシア・ピッチニーニとジョイ・ヘスターの2人展「Patricia Piccinini and Joy Hester: Through love…」がメルボルン郊外のタラワラ美術館で開催されている。会期は3月11日まで。

ヌーヴェルヴァーグの巨匠、ジャン=リュック・ゴダールの最新作『イメージの本』が2019年のゴールデンウィークよりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開。本作は、2018年5月に開催されたカンヌ国際映画祭で、映画祭史上初めて、最高賞(パルムドール)を超える賞として特別に設けられた「スペシャル・パルムドール」を受賞している。

東京・銀座のクリエイションギャラリーG8で、19組のデザイナーとアーティストによる展覧会「光るグラフィック展2」が開催される。本展では、現実空間と仮想空間のそれぞれで作品を鑑賞することができる。会期は2月22日〜3月28日。

美術家・黒田大祐の個展「ハイパーゴースト・スカルプチャー」が、東京・馬喰町のKanzan Galleryで開催される。本展では、彫刻家・建畠大夢の周辺と建畠の教え子たちへのリサーチをもとに制作したという映像作品を展示。黒田が、日本、中国、韓国、台湾といった東アジアを巡り、インタビューなどを行い、東アジアに横たわる「彫刻」概念の様相と彫刻教育について迫ったリサーチベースの展覧会だ。会期は1月18日〜2月17日。

栃木県那須塩原市で、アートイベント「アート369フェスティバル」が初開催される。黒磯駅周辺のカフェやショップを会場に、6名のアーティストが作品展示やワークショップを行うこのイベントの会期は3月16日から24日の9日間。

2011年に始まり、今年で9回目の開催を迎えるはずだった「アート・ステージ・シンガポール」が、1月25日の開幕を目前に中止されることが明らかになった。同フェアはこれまでも開催が危ぶまれてきた経緯がある。

少女や少年を独自の美学で描いた絵画や本の挿絵で知られ、2015年に逝去した金子國義。その展覧会が、東京・渋谷のBunkamura Box Galleryで開催される。会期は2月1日〜13日。

アジアを巡回しながら展覧会、シンポジウム、上映会を開催するプロジェクト「HOTEL ASIA PROJECT」。今年度は「UNIDENTIFIED LANDSCAPE」をテーマとし、沖縄のオルタナティヴ・スペース「BARRAK」を拠点に展覧会やトークイベントを開催する。会期は1月18日〜20日。

江戸時代を代表する浮世絵師で、いまなお大きな人気を誇る葛飾北斎。その作品を通覧する大規模展覧会「新・北斎展」が、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで開幕した。「新」と冠した本展の特徴とは?

1月から3月にかけては各美大・芸大・専門学校の卒業制作展(卒展)シーズン。そこでここでは、数多ある卒展のなかからとくに注目したい6校をピックアップ。その特徴とともに紹介する。

ミュージシャンのカニエ・ウエストが1月14日、ジェームズ・タレルの大規模プロジェクト《ローデン・クレーター》に1000万ドル(約10億円)を寄付したことを明らかにした。