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香取慎吾も参加。
「ミュージアム・オブ・トゥギャザー」で見るボーダレスなアート

東京・南青山のスパイラルで10月13日、日本財団が主催する「ミュージアム・オブ・トゥギャザー」展が開幕。レセプションも行われ、参加作家らが登壇した。

香取慎吾

 「ミュージアム・オブ・トゥギャザー」展は、日本財団が主催し、障害の有無を越えた22名のアーティストたちが参加する展覧会。アートを「心理的あるいは精神的に安定した状態を生み出し、その状態を維持するための能動的な道具」ととらえ、福祉施設やアトリエ、個人宅やスタジオなど、様々な制作環境から生み出される作品が、アトリエ・ワンによってデザインされたバリアフリーな会場に並んでいる。

会場風景

 10月13日に行われたレセプションでは、参加作家の中から青山悟、川内理香子、清水千秋などが参加。キュレーターが全作家の解説を終えると、本展に2作品を出品している、元SMAPの香取慎吾も登場した。「作家と紹介されるなんてすごくおこがましく、しかし正直すごい嬉しいです。とても幸せ」と喜びを表した香取。展覧会への参加は今回が初となったことについて、「こんなに素晴らしいアーティストの作品の中に、自分の絵が飾られているのは本当に嬉しい」と話す。

香取慎吾

 「作品を1人でも多くの人に見てほしいという思いがある」と語る香取は、自身の出品作《イソゲマダマニアウ》(2010)と《火のトリ》(2014)について説明。「作品の解説なんて作家っぽい!」と会場を沸かせる場面も。イベント終了後、報道陣に「すごい嬉しいです! 新しいこと、始まってます」「これからも、こうしてアートに関わっていきたいです」と語り、今後の美術分野での本格的な活動も視野に入っていることをうかがわせた。

左から、会場に展示された《火のトリ》と《イソゲマダマニアウ》
フォトセッションに参加した作家たち

編集部

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