旧東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館を敷地内に移転させ、新たに開館するSOMPO美術館。その開館日が、7月10日に決定した。同館は当初5月28日に開館を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で延期となっていた。
SOMPO美術館は6階建ての新美術館。1階がエントランス、2階がミュージアムショップと休憩スペース、そして3階から5階が展示室として構成されており、総展示面積は約755平米となる。
館内3階には、同館コレクションを代表するゴッホの《ひまわり》(1888)を展示するためのスペースも設けられるのが特徴だ。
開館記念展となるのは、コレクション展「開館記念展I 珠玉のコレクション一いのちの輝き・つくる喜び」(9月4日まで)。開館にあたるコロナ対策として、混雑緩和のため日時指定入場制を導入し、入館時間を1日7枠に区切る。またカフェは当面のあいだ営業されないので、注意してほしい。