三井記念美術館が7月1日に再開。開館15周年記念特別展「三井家が伝えた名品・優品」も開幕

新型コロナウイルスの影響で2月末より臨時休館してきた三井記念美術館が、7月1日に再開。開館15周年記念特別展「三井家が伝えた名品・優品」も開幕する。

三井記念美術館が入る三井本館と日本橋三井タワー

 新型コロナウイルスの影響で2月末より臨時休館してきた東京・日本橋の三井記念美術館が、7月1日より再開する。

 同館では、再開にあたるコロナ対策として、開館時間を大幅に短縮。当面のあいだは、11時〜16時の5時間のみ開館する(最終入館は15時30分)。また、マスク着用を義務付けるほか、検温を実施。加えて任意で連絡先(携帯電話番号等)の記入を求める。

三井記念美術館の展示室

 なお7月1日からは、開館15周年記念特別展「三井家が伝えた名品・優品」が開催される。

 同展では、同館で所蔵する三井家伝来の美術品のうち、国宝・重要文化財を含む、最高の作品を2部構成で紹介。第1部「東洋の古美術」(〜7月29日)では、中国絵画や墨跡、陶磁器や漆器、中国の碑拓法帖(ひたくほうじょう)、敦煌経(とんこうきょう)など、東洋の古美術品を公開。第2部「日本の古美術」(8月1日〜31日)では、日本画や古筆などの書跡、陶磁器や漆器、超絶技巧の工芸など、館蔵品の核となっている作品を多数展示する。

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