NEWS

「AMBIENT KYOTO 2023」が拡張する「アンビエント」の定義

昨年、京都中央信用金庫 旧厚生センターを会場に初めて開催された、アンビエントをテーマにした展覧会「AMBIENT KYOTO」。その2回目が開幕した。坂本龍一のアルバム『async』を最高レベルの音響空間で体験できる、高谷史郎とのコラボレーション作品を含め、本展の見どころをレポートする。

NEWS / REPORT

ホンマタカシがカメラ・オブスクラで拡張する写真のあり方。東京都写真美術館で見る「即興 ホンマタカシ」

東京・恵比寿の東京都写真美術館で、ホンマタカシの約10年ぶりの美術館個展「即興 ホンマタカシ」が開幕。ホンマが近年力を入れてきた「カメラ・オブスクラ」の原理を用いた作品を中心に、約50点が展示されている。会期は2024年1月21日まで。

NEWS / REPORT

昭和の歴史と3つの拠点から見る「世界のムナカタ」。「棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ」でその膨大なクリエイションに出会う

国際的な評価を得るとともに、様々なメディアを通じて「世界のムナカタ」として大衆に求められ棟方志功の大回顧展「生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ」が、東京国立近代美術館で開幕した。会期は12月3日まで。

NEWS / REPORT

artKYOTO 2023が二条城で開幕。ユニークベニュー活用したアートフェア

2019年の初開催から回数を重ねてきたアートフェア「artKYOTO」。世界遺産・二条城を舞台に国内外のギャラリー・美術商が厳選するアート作品を展示・販売するこのフェアが4回目の幕を開けた。二条城内の「二の丸御殿台所・御清所/番所/東南隅櫓」の3ヶ所で古美術・近代美術・工芸・現代アートといった多彩なジャンルを扱う25ギャラリーが参加している。会期は10月6日〜9日(5日および7日は関係者向けの特別内覧会)。

NEWS / MARKET

キース・ヘリングの世界観を体現する150点が集結。その軌跡を振り返る大規模展が森アーツセンターギャラリーで開催

80年代後半のニューヨークのアートシーンを代表するストリート・アートの寵児のひとりであり、HIV・エイズ予防啓発運動や児童福祉活動を行ったことでも知られるキース・ヘリング。その大規模個展が森アーツセンターギャラリーで開催される。会期は12月9日〜2024年2月25日。

NEWS / EXHIBITION

アーティストとコレクターが語る「LUMINE ART FAIR」の魅力とアートが伴走する生活。飯沼英樹✕小池博史

日常の中の非日常としてアートを楽しむことを提案してきたルミネ。そんなルミネが提案する「LUMINE ART FAIR- My 1_st Collection Vol.2-」(11月4日、5日)の開催を前に、アーティストがアートに込める思いや、アートとともにある日常の魅力などを、同フェア出展作家の飯沼英樹とコレクター・小池博史に聞いた。

NEWS / PROMOTION

テートの「ロスコ・ルーム」全9点も展示。マーク・ロスコの回顧展がフォンダシオン ルイ・ヴィトンで開催へ

フランスでは24年ぶりのマーク・ロスコ(1903〜1970)の回顧展が、パリのフォンダシオン ルイ・ヴィトンで開催される。テートの「ロスコ・ルーム」全9点をはじめ、初期の具象絵画から晩年の抽象画まで約115点の作品が一堂に紹介される。

NEWS / EXHIBITION

PREMIUM

可笑しくて邪悪で曖昧。テート・ブリテンでいまなお冴え続けるサラ・ルーカスの世界へ

9月28日からロンドンのテート・ブリテンでサラ・ルーカスの「ハッピー・ガス」がスタートした。1980年代終わりに「ヤング・プリティッシュ・アーティスツ(YBAs)」のひとりとして注目を集めて以来、現在まで精力的に活動する彼女のおよそ40年間に渡る作品が一堂に介したエキシビションだ。展示作品数は約75点と決して多くはないが、彼女の世界観が凝縮された濃厚な内容となっている。会期は2024年1月14日まで。

NEWS / REPORT

荒井良二の世界に入りこむ。千葉市美術館の「new born 荒井良二 いつも しらないところへ たびするきぶんだった」

千葉市美術館で絵本作家でもあり、絵画、音楽、舞台芸術なども手がける荒井良二の展覧会「new born 荒井良二 いつも しらないところへ たびするきぶんだった」が開幕。新作インスタレーションをはじめ、荒井良二の世界に入り込むような展覧会となっている。会期は12月17日まで。

NEWS / REPORT

飯山由貴や小田原のどか、梅津庸一らが参加。「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?」が国立西洋美術館で来春開催へ

開館65周年を迎える東京・上野の国立西洋美術館で「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?──国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ」が開催される。会期は2024年3月12日〜5月12日。

NEWS / EXHIBITION

キュビスムの成立が美に革命を起こすまで。「キュビスム展─美の革命」展でそのダイナミズムを追う

パブロ・ピカソとジョルジュ・ブラックによって生み出されたキュビスムに焦点を当てた展覧会「パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展─美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ」が、東京・上野の国立西洋美術館で開幕した。会期は2024年1月28日まで。

NEWS / REPORT

陰陽師から見えてくる日本の知られざる歴史。国立歴史民俗博物館で見る「陰陽師とは何者か-うらない、まじない、こよみをつくる-」

千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館で、小説、映画、マンガなど様々な分野の作品の題材にもなっており、認知も高い陰陽師の歴史とそこから生み出されてきた文化を検証する企画展示「陰陽師とは何者か-うらない、まじない、こよみをつくる-」が開幕。会期は12月10日まで。

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