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女性アーティストの国際的な認知向上を目指す。国際プログラム「Women to Watch」の連動展が表参道で開幕

ワシントンD.C.の国立女性美術館(National Museum of Women in the Arts、NMWA)が主催する展覧会シリーズ「Women to Watch」。その連動公式展「A Book Arts Revolution」が、東京・青山の表参道ヒルズで開幕した。会期は3月29日まで。

文・撮影=三澤麦(編集部)

「A Book Arts Revolution」の展示風景。ギャラリー入口に展示されるのは米田知子《見えるものと見えないもののあいだ 藤田嗣治の眼鏡―日本出国を助けたシャーマンGHQ民政官に送った電報を見る》(2015)

 ワシントンD.C.の国立女性美術館(National Museum of Women in the Arts、以下NMWA)が主催する展覧会シリーズ「Women to Watch」。その連動公式展「A Book Arts Revolution」が、東京・青山の表参道ヒルズにあるAND COLLECTION Contemporary Artで開幕した。会期は3月29日まで。

 「Women to Watch」は、女性アーティストの国際的な可視化を目的に、世界各地のNMWA委員会と連携して2〜3年ごとに開催されているプログラムだ。前回(2024年展)は長谷川愛が日本代表としてグループ展に出展し、『ワシントン・ポスト』や『ザ・ガーディアン』など海外主要紙でも大きく取り上げられた。

 NMWA開館40周年を記念する2027年展のテーマは「A Book Arts Revolution」。同館が長年収集してきたブックアーツの今日的意義を再考する内容となる。今回の東京展には、日本から選出された5人の女性現代美術作家が参加しており、その選定は国立新美術館学芸課長の神谷幸江が務めた。会場では、入江早耶(1983〜)、風間サチコ(1972〜)、宮永愛子(1974〜)、村上華子(1984〜)、米田知子(1965〜)らがそれぞれ作品を展示している。

 NMWA日本委員会の代表理事を務める柏木式子は、本展の意義を次のように語る。「NMWA日本委員会は『日本の女性作家を世界へ発信』『国際ネットワークの拡大』『アートを通じたジェンダー平等、多様性の推進』をミッションとして掲げている。これらを軸に、Women to Watchへの参加やジェンダーサーベイなどをより推進していきたい」。