オノ・ヨーコ《カット・ピース》を菊池宏子が22年ぶりに上演。SHIBAURA HOUSEで開催

東京・芝浦のSHIBAURA HOUSEで、「『Cut Piece』Ono Yoko『CUT PIECE』(1964) Performed by Hiroko Kikuchi 」が開催される。オノ・ヨーコによるパフォーマンス《Cut Piece》(1964)を、アーティストの菊池宏子が再演するパフォーマンスイベントだ。開催日時は9月12日20時〜。

2004年に行われた《Cut Piece》の公演より

 1964年に初上演が日本で行われたオノ・ヨーコによるパフォーマンス《Cut Piece》。同作をアーティストの菊池宏子が22年ぶりに再演するパフォーマンスイベントが、東京・芝浦のSHIBAURA HOUSEにて開催される。開催日時は9月12日20時〜。

2004年に行われた《Cut Piece》の公演より
2004年に行われた《Cut Piece》の公演より

 《Cut Piece》はひとりの演者と観客とで成り立つ作品だ。舞台上のパフォーマーの前にハサミが置かれており、客席から観客が1人ずつ壇上に上がり、ハサミを使って演者の服を好きな箇所から少しずつ切り取り、その切片を持ち帰るという作品。パフォーマーは受け身で自身の服を切り取られ続ける。

 菊池宏子は1972年東京都生まれ。1990年に渡米後、社会彫刻やフルクサス、ハプニングといった60年代の前衛芸術運動に深い影響を受け、ボストンやニューヨークなどを拠点に多様なコミュニティと協働。現代美術と社会実践を融合させた作品やプロジェクトを手がけてきた。

 各地で紛争や暴力が絶えない混沌とした現代において、菊池は日本人女性アーティストとして再び本作と対峙する必要性を実感。1960年代に生まれたパフォーマンスが、60年を経た現在の日本にどのように映るのかを検証する試みとして今回の再演に臨む。

 会場はSHIBAURA HOUSE 5階の「バードルーム」。定員は先着50名(対象18歳以上)で、事前の専用フォームからの予約制となっている。