
「武士の心を知る前に、人の心を知りたい」。人気作家・野口哲哉が4年ぶりの大型個展を開催
鎧姿の人物をかたどった立体などで知られる美術家・野口哲哉の個展「〜中世より愛をこめて〜 From Medieval with Love」が東京・銀座のポーラ ミュージアム アネックスで開催される。本展は、ポーラ・オルビスグループにちなんだ新作を含む約50点を紹介するもの。会期は7月13日〜9月2日。

鎧姿の人物をかたどった立体などで知られる美術家・野口哲哉の個展「〜中世より愛をこめて〜 From Medieval with Love」が東京・銀座のポーラ ミュージアム アネックスで開催される。本展は、ポーラ・オルビスグループにちなんだ新作を含む約50点を紹介するもの。会期は7月13日〜9月2日。

岐阜県現代陶芸美術館にて「驚異の超絶技巧!明治工芸からアートへ」が6月30日から8月26日の会期で開催。2014年から翌年にかけて6都市を巡回し、大好評を博した「超絶技巧!明治工芸の粋」展の第2弾となる。前回からさらに進化したというその内容とは?

1939年にアメリカに亡命後グラフィックデザイナーとして活躍し、孫のために制作した絵本をきっかけに、本格的に絵本の世界に足を踏み入れたレオ・レオーニ。絵本『スイミー』の作者であるレオーニの作品を、絵本の原画を中心に、油彩・彫刻・グラフィックデザインなどもあわせて紹介し、その人生と創作に迫る展覧会が開かれる。会期は8月11日〜9月24日。

ゲーテ・インスティトゥート東京で、6月30日からVRインスタレーション「VRwandlung」の展示が行われる。このVR作品のテーマは、フランツ・カフカによる小説『変身』。自分の体が虫に変身してしまう主人公の体験ができる。

クスノキの丸太から造形を彫り出し、油絵具で彩色した動物シリーズ「アニマルズ」知られる彫刻家・三沢厚彦の個展、「三沢厚彦 ANIMALS IN YOKOSUKA」展が横須賀美術館で開催される。会期は6月30日~9月2日。

島根県立石見美術館が企画展「ゆかた 浴衣 YUKATA すずしさのデザイン、いまむかし」を開催。本展では、江戸から昭和に至る浴衣や型紙とあわせて、当時の風俗を描いた浮世絵なども紹介される。会期は7月14日〜8月6日(前期)、8月8日〜9月3日(後期)。

透明樹脂にアクリル絵の具で金魚を描く作品で知られる深堀隆介の、公立美術館で初となる本格的な個展が平塚市美術館で開催される。会期は7月7日〜9月2日。

気象現象を表現した作品に焦点を当てた展覧会「ウェザーリポート」が、栃木県立美術館で開催される。ヨーゼフ・ボイス、ロバート・スミッソン、鈴木理策、トーマス・ルフ、田中功起らが参加。会期は6月30日〜8月26日。

静岡県掛川市にある資生堂アートハウスにて、遊び心あるユニークなヴィンテージ香水瓶と、1960年代から70年代にかけて国内で制作されたタピスリーの展覧会「ヴィンテージ香水瓶と現代のタピスリー さまざまなデザイン」が開催される。会期は2018年7月3日~9月2日。

「杉浦邦恵 うつくしい実験 ニューヨークとの50年」展が、東京・恵比寿の東京都写真美術館で開催される。本展は、国際的に活躍する写真家・杉浦邦恵の50年を超える軌跡をたどるもの。会期は7月24日〜9月24日。

京都国立近代美術館と国立新美術館が「生誕110年 東山魁夷展」を開催する。本展は、国民的画家と謳われた東山魁夷の画業の全貌をたどるもの。会期は8月29日〜10月8日(京都)、10月24日〜12月3日(東京)。

パリのもっとも長い歴史を誇るジュエリーブランド、ショーメの伝統的な装飾芸術を紹介する展覧会「ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界—1780年パリに始まるエスプリ」展が東京・丸の内の三菱一号館美術館で開催される。ショーメと日本文化との強い結びつきにも焦点を当てる。会期は2018年6月28日~9月17日。

『未来少年コナン』や『天空の城 ラピュタ』、『もののけ姫』など様々なアニメーション作品の美術監督を務めてきた山本二三の美術館「五島の雲 山本二三美術館」が、長崎県五島市に7月1日開館する。同館は山本が描いてきた空や風景を、武家屋敷を改装した空間で見ることができるという美術館だ。

大阪府吹田市の万博公園にある国立民族学博物館は20日、大阪北部地震の影響で当分のあいだ休館することを発表した。同地震では国宝《待庵》や安藤忠雄建築の「光の教会」など、関西の多数の文化財・建築物に被害が出ている。

東京・六本木の国立新美術館で「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」が8月24日から10月1日の会期で開催。完全日時指定制の本展では、本編の原画をはじめとして、登場人物を原寸大で描いた新作原画が展示されるほか、アーティスト・小谷元彦やファッションブランド・アンリアレイジ率いるデザイナーの森永邦彦とのコラボレーション作品も発表される。

水戸芸術館が美術家・内藤礼の個展「内藤 礼—明るい地上には あなたの姿が見える」を開催する。本展は内藤にとって過去最大規模の個展であり、また、初めて自然光のみでの展示を実践するという点からも注目が集まっている。会期は7月28日〜10月8日。

「涯テノ詩聲(ハテノウタゴエ) 詩人 吉増剛造展」が東京・渋谷の渋谷区立松濤美術館で開催される。本展は、詩をはじめとする言葉の領域にとどまらず、写真や映像、造形など多岐にわたって活動してきた詩人・吉増剛造の半世紀以上におよぶ仕事を紹介するというもの。会期は8月11日〜9月24日。

現在名古屋市美術館で開催中の常設展「名古屋のパフォーマンスー追悼岩田信市と岸本清子」展の関連企画として、岩田信市が制作した映像作品や岸本清子のパフォーマンス活動を紹介するための特別上映会を行う。会期は6月23日、24日の2日間。

発売中の『美術手帖』6月号「アートと人類学」特集の関連トークイベントが6月27日に銀座 蔦屋書店にて開催される。出演は、写真家・映像人類学者で展覧会キュレーションなども多く手がける港千尋と、領域を横断して活動する映像人類学者の川瀬慈。

美術を取り巻く「芸術祭」と「マーケット」というふたつの視点から、大地の芸術祭総合ディレクターの北川フラムと、編集者の小崎哲也のトークイベント「”アートワールド”は大地の芸術祭をどう見るか ― 北川フラム(アートディレクター)×小崎哲哉(編集者)」が、代官山 蔦屋書店で6月26日に開催される。