メガギャラリーの動き
ガゴシアンはダミアン・ハーストを中心にブースを構成。6月28日まで韓国国立現代美術館(MMCA)で開催されていたハーストの大規模個展「Damien Hirst: Nothing Is True But Everything Is Possible」は、動員50万人以上を記録しており、その出展作品も展示されていた。担当者は詳細の明言は控えたものの、これらの作品は初日にすでにアジアの主要な美術館に購入されたという。

ハウザー&ワースは、ルイーズ・ブルジョワ、ローナ・シンプソン、ジェニー・ホルツァー、ジェフリー・ギブソン、アンヘル・オテロらの作品を、18万〜60万ドルの幅広い価格帯で出品。アジア各地から大きな関心が寄せられていることを明らかにした。グラッドストーンは、アニカ・イの海藻を使用したランプを12万5000ドル、同アーティストのレンチキュラープリントを4万ドルで売却。ウーゴ・ロンディノーネの彫刻複数点をそれぞれ11万ドル、絵画をそれぞれ7万ドルで売却している。

ホワイト・キューブは単色画(ダンセッファ)の代表的作家、パク・ソボ(朴棲甫)の主要なミクストメディア作品2点《Ecriture No.221121》を30万ドル、《Ecriture No. 070909》を19万ドルで売却。ペースはイ・ウーファン(李禹煥 、1936〜)の「風」シリーズの初期作品《風と共に》(1987)や、アニカ・イの新作絵画《HLKR£Kþ§†MLJ》(2026)を初日に販売。また、岡﨑乾二郎の絵画も8万5000ドルで販売されたという。


韓国のギャラリーは、国内作家を海外のコレクターに向けて積極的に紹介していた。ヒョンデ・ギャラリーはキム・チャンヨルとイ・スンテクの2人の作品を出展しており、複数点を販売。クッチェ・ギャラリーは、ハ・チョンヒョンのミクストメディア《Post-Conjunction 21-512》(2021)を25万3000ドル~30万3600ドルで、パク・ソボの陶製にアクリルで描いた作品《Ecriture No. 220611》(2022)を25万ドル~30万ドルで販売したという。また、プサンを拠点とするジョヒュン・ギャラリーは、木炭やカーボンを素材とする黒い立体作品を制作するリー・ベー(李培、1956〜)をインスタレーション形式で紹介し、注目を集めていた。



















