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「フリーズ・ソウル2026」開幕レポート。間口を広げ、マーケットの底上げを目指す

ソウルのCOEXで、フリーズ・ソウル2026が9月2日に開幕した。会期は9月5日まで。5回目の開催となる本フェアには、30ヶ国から125以上のギャラリーが参加した。会場の初日の様子をレポートする。

文・撮影=安原真広(編集部)

ハウザー&ワースのブース、左奥壁面がリー・ロザーノ《Cram》(1965)、右壁面がラシッド・ジョンソン《Soul Painting “Interiors”》(2025)

 フリーズ・ソウル2026が、Kiaf SEOUL(キアフ・ソウル)とのパートナーシップのもと、江南(カンナム)のCOEXで9月2日、開幕した。会期は9月5日まで。5回目の開催となる本フェアには、30ヶ国から125以上のギャラリーが集結。70パーセント超がアジア太平洋地域を拠点とし、50以上の出展者がソウル市内に常設スペースを構えている。

 アート・バーゼルとUBSが発表した「Art Market Report 2026」によれば、2024年に前年比15パーセント縮小した韓国のアート市場規模は、25年には前年比6パーセント増の成長を記録。復調の兆しを見せているものの、本フェアが始まった22年当時の勢いにはまだ及ばないのが現状だ。

フリーズ・ソウル2026の会場にて、「FRIEZE SEOUL ARTIST AWARD」を受賞したアーティスト・コレクティブ、ヤグァン(夜光)の《Facade Zone》(2026)

 とはいえ、ガゴシアン(Gagosian)、ハウザー&ワース(Hauser & Wirth)、ペース(Pace)、ホワイト・キューブ(White Cube)、デヴィッド・ツヴィルナー(David Zwirner)といったメガギャラリーの参加は引き続いており、フェアと韓国のマーケットへの期待値を感じさせるものだ。