
「世界を実感としてとらえること」を目指す。「さいたま国際芸術祭2023」の新ディレクター・目[mé]が意気込み
来秋の開催を予定している「さいたま国際芸術祭2023」。そのディレクターである現代アートチーム・目[mé]への委嘱状交付式が、4月22日に行われた。

来秋の開催を予定している「さいたま国際芸術祭2023」。そのディレクターである現代アートチーム・目[mé]への委嘱状交付式が、4月22日に行われた。

阿佐ヶ谷にあったTAV GALLERYが約9ヶ月の準備期間を経て、5月より東京都港区西麻布でリスタートする。

戦争などの影響で日本での滞在制作を希望する海外のアーティストや表現者を支援するため、日本国内でアーティスト・イン・レジデンスを実施している団体・個人の有志が新しい取り組み「#ResidenciesWithoutBorders」をスタートさせた。

現代アートの世界で最も重要な国際展のひとつである「ヴェネチア・ビエンナーレ」がまもなく開幕を迎える。注目はロシア館の不参加とウクライナへの連帯だ。

Chim↑Pomが、4月27日を以て「Chim↑Pom from Smappa!Group」へと改名する。その経緯は、森美術館で開催中の「ハッピースプリング」展へ、Smappa!Groupからの協賛申し出だけが美術館に断られたことに端を発しているという。

今年4月、京都に新しい現代アートギャラリー「ARTRO(アルトロ)」がオープン。「現代アート×菓子」をコンセプトにしたこのギャラリーでは、オープニング展として中国の現代美術作家チェン・ウェイの個展や、「京菓子司金谷正廣」とのコラボレーションによる菓子の販売が行われている。

東京オペラシティアートギャラリーのミュージアムショップが生まれ変わり、新たに「Gallery 5」としてオープンを迎えた。

現代アート界でもっとも重要な賞のひとつ、ターナー賞が2022年度ファイナリストを発表した。今年度は、ヘザー・フィリップソン、イングリッド・ポラード、ヴェロニカ・ライアン、シン・ワイ・キンの4名がノミネートされている。

俳優でダンサーの森山未來ら有志がコレクティブ「HAAYMM」(ハイム)を結成。神戸で「Artist in Residence KOBE」の運営をスタートさせる。

Tシャツをキャンバスとしてとらえ、自由な発想でグラフィックやメッセージなどを表現するデザインコンペティション「UT GRAND PRIX 2022(UTグランプリ)」。その受賞者が発表された。

黒川紀章建築の名作として知られる銀座の「中銀カプセルタワービル」。その解体工事が4月12日から始まった。

現代アーティスト・柳幸典がディレクターを務めるNPO法人ART BASE 百島が、アート作品の展示空間を兼ねた宿泊施設「乙 1731- GOEMON HOUSE」を5月7日にオープンさせる。

フィンランド税関は4月6日、日本やイタリアからロシアに輸送途中だった美術品を押収したことを発表した。いっぽう、タス通信はこれらの作品がすでに返還準備に入っていることを伝えている。

箱根のポーラ美術館が新たな運営ビジョンと、2032年までの中長期計画の主な取り組みを発表した。

南アフリカ出身のアーティスト、ウィリアム・ケントリッジが手がける、モーツァルトのオペラ『魔笛』が新国立劇場で開催される。

2020年10月に六本木にオープンした「ANB Tokyo」(運営:一般財団法人東京アートアクセラレーション)が、新たな試みとしてクリエイターを中心としたメンバーシッププログラム「ANB Studio Program」をスタートさせる。

ニューヨークのヘレン・フランケンサーラー財団が、ウクライナのアーティストや文化遺産を保護するために250万ドルの助成金を拠出。非営利組織「PEN America」と「World Monuments Fund」を通して危機に瀕している個人や遺産を支援する。

美術分野における環境の向上を追求するネットワーク「art for all」が実施した「美術分野における報酬ガイドライン策定のためのアンケート」の結果が発表。アーティストへの報酬の低さや契約の問題点などが明らかになった。

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受け、ロンドン・ナショナル・ギャラリーが所蔵するエドガー・ドガ《ロシアの踊り子たち》が《ウクライナの踊り子たち》に改名された。

2月24日に始まったロシアのウクライナ侵攻をブロックチェーン上に記録するNFT博物館「META HISTORY: Museum of War」がオープンした。すべてのNFTアートが販売されており、収益はウクライナの軍隊と民間人に寄付されるという。