都立の美術館・博物館の休館を延長。緊急事態宣言の継続に伴い
東京都の小池百合子都知事は5月7日の記者会見で、緊急事態宣言の延長に合わせて都立の美術館・博物館も引き続き休館を継続する方針を示した。
東京都の小池百合子都知事は5月7日の記者会見で、緊急事態宣言の延長に合わせて都立の美術館・博物館も引き続き休館を継続する方針を示した。
インターポール(国際刑事警察機構)は5月6日、インターポールが把握している盗難美術品を検索できるアプリ「ID-Art」をリリースした。
『美術手帖』6月号は「松山智一」特集。美術を独学で学び、ニューヨークでサバイバルし続ける、その独自の芸術言語に迫る。
フランスの実業家でアートコレクターのフランソワ・ピノーによる私設美術館「ブルス・ドゥ・コメルス - ピノー・コレクション」(Bourse de Commerce - Pinault Collection)が、5月22日にオープンする。ピノー・コレクションからなるテーマ別の展覧会や所蔵アーティストに捧げられた展覧会などを予定している。
フランスのノルマンディー地方で隔離中のデイヴィッド・ホックニーがiPadを使って制作したデジタル・アートの新作が、5月1日〜31日にニューヨーク、ロンドン、東京、ソウルの4都市の屋外ビジョンで公開。東京では9時から毎晩3分間、新宿のユニカビジョンで上映される。
コロナ禍による財政難が続いているなか、多くのアメリカの美術館がコレクションから作品の売却を実施もしくは検討する事態となっている。
新型コロナウイルスのパンデミック以降、3度目となる緊急事態宣言が東京を含む4都府県に発出された。これを受け、臨時休館の措置を取っているミュージアムの現場からは悲嘆の声が聞こえてきた。
4月25日からの緊急事態宣言を受け、国立・都立の美術館・博物館が軒並み臨時休館を発表した。
小池都知事は、4月25日からの緊急事態宣言に関連し、都立美術館を休館にすることを明らかにした。1000平米以下の美術館・博物館については休業協力を要請するとしている。
政府の緊急事態宣言発令の方針を受け、東京都歴史文化財団は発令以降の対応内容を23日夜から24日にかけて発表する予定だ。
26年間渋谷を拠点として活動してきた映画館「アップリンク渋谷」が、5月20日の閉館を発表。設備や機材の老朽化が進むなか、コロナ禍で「再投資をしても先が見えない状況」だという。
展覧会の共同企画や巡回展開催を担う美術館連絡協議会が、その事務局業務を2022年度から停止することが明らかになった。
約3ヶ月の改修工事期間を経て、4月22日に森美術館がリニューアルオープン。入館料の改定や新たなチケットシステムの導入を行うほか、ミュージアムショップの旗艦店「森美術館 ショップ」もオープンする。
アーツカウンシル東京は今年度より、新たな助成制度「スタートアップ助成」を開始する。年4回、新進の芸術家・芸術団体等を対象に上限個人30万円・団体100万円を助成するというものだ。
ポーラ文化研究所が国文学研究資料館と協力・連携し、同研究所が所蔵する古典籍176冊と浮世絵349点の高精細デジタル画像を初めてオンラインで一括公開するデータベースが4月16日に公開した。
「中銀カプセルタワービル」で知られる黒川紀章が自身の別荘として設計し、50年にわたって非公開とされてきた長野県の「カプセルハウスK」が、修繕を経て5月に一般公開。現在は保存のためのクラウドファンディングも行われている。
現在ある鳥取県立博物館から美術分野を独立させ、新たに「鳥取県立美術館」として開館させる計画が進んでいる。開館予定は2025年。
東京・銀座4丁目交差点に面した三愛ドリームセンターの8階・9階に、株式会社リコーによる新しい「RICOH ART GALLERY」が4月28日にオープンする(※緊急事態宣言発令のためオープン延期)。オープニング展覧会では、梅沢和木の個展「画像・アラウンドスケープ・粒子(Image, Aroundscape, Particle)」を開催。梅沢と同社発のアートプロジェクト「StareReap」との共創によって生まれた作品を紹介する。
東京都が昨年スタートさせた文化支援プログラム「アートにエールを!東京プロジェクト」。その追加募集が行われている。対象となるのはステージ型のみ。
ふたつの優れた個人コレクションを中心に、約3000点の浮世絵を所蔵する島根県立美術館。代表作の紹介や様々な特集を通じてこれらを紹介するウェブサイト「島根県立美術館の浮世絵コレクション」が開設された。