
文化庁の文化審議会が「文化経済部会」を設置。アートを含めた文化と経済の循環の創出を議論
文化庁の文化審議会が新たに「文化経済部会」を設置。アート、演劇、映画といった文化と経済の循環に関しての議論や提言を、各専門をもつ外部委員を交えながら行っていく。
文化庁の文化審議会が新たに「文化経済部会」を設置。アート、演劇、映画といった文化と経済の循環に関しての議論や提言を、各専門をもつ外部委員を交えながら行っていく。
解体と新ビルの建設が発表されている前川國男設計の東京海上日動ビル(東京・丸の内)。この存続を願う会が、建築家会館で記者会見を行った。
アーツ前橋の作品紛失について、前橋市が12月20日付けで前橋署に被害届を提出した。
日本初の公立現代美術館として1989年に開館した広島市現代美術館が現在、2023年春のリニューアルオープンに向けて改修工事を進めている。同館はSNSでもその工事中の様子を配信している。
2022年で第10回目の開催を迎える「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2022」が、来年のテーマを「ONE」に決定した。ギイ・ブルダンやアーヴィング・ペン、イサベル・ムニョスなど国際的な写真家の展示のほか、10人の日本人女性写真家の作品を紹介するプログラムも行われる。会期は2022年4月9日〜5月8日。
スイスの「Pictet(ピクテ)」グループによって創設され、約18ヶ月のサイクルで開催される国際写真賞「Prix Pictet(プリピクテ)」。その第9回目はアメリカの写真家サリー・マンに決定した。
気候変動への認識を深めることを目的に、ニューヨークのアジア・ソサエティとヘレン・フランケンサーラー財団が「Frankenthaler Climate Art Awards(フランケンサーラー気候芸術賞)」を設立した。
ニューヨーク近代美術館(MoMA)が「Scholars in Residence」プログラムを設立した。フォード財団の助成を受けたこのプログラムでは、実績のある中堅・ベテランの研究者3名を1年の任期で招聘し、歴史的にあまり知られていないアーティストなどに焦点を当てた研究を行うことを目指している。
機会均等の支持を目的としてフランスのライフスタイルブランド「LACOSTE(ラコステ)」が、オンラインギャラリー「ラコステギャラリー」をオープンさせた。ヴィンテージポスターや初代クリエイティブディレクターによるデザインなどの作品を販売し、その収益のすべてをラコステ財団の提携団体に寄付するという。
今年10月には「愛はゴミ箱の中に」が28億円超で再落札されたバンクシーだが、今回発表された新作は、誰でも買えるチャリティTシャツだ。
オランダのアムステルダム国立美術館で公開修復が行われているレンブラント・ファン・レインの代表作《夜警》。その絵具の下でスケッチが発見された。
表現に携わる有志によって設立された「表現の現場調査団」が、団体の活動報告および現在進行中のジェンダーバランスについての調査中間報告を実施。美術、文学、演劇、映画の各表現の現場におけるジェンダーバランスの不均衡が明らかになった。
前会長・林道郎が9月に辞任し、会長の空位が続いていた美術評論家連盟。その新会長にインディペンデント・キュレーターで批評家の四方幸子が就任することが発表された。同連盟にとって初の女性会長となる。
株式会社水と匠は2022年10月、富山県砺波市の散居村に、宿+レストラン「楽土庵」を開業させる。古民家を改装した館内には、工芸から現代アートまでがしつらえられるという。
1800年代から続くワイナリー「シャトー・ムートン・ロスチャイルド」が、オラファー・エリアソンとのコラボレーションラベルを発表した。同シャトーのワインラベルはこれまでミロやシャガール、ピカソなども手がける歴史的なものだ。
寺田倉庫株式会社は、2022年1月4日に美術品保管サービス「TERRADA ART STORAGE」を東京・平和島に新設することを発表した。
ダニエル・アーシャムが自身のInstagramを通じ、若手アーティストたちに向けたメッセージを公開した。
フランシス・ゴヤの名作《ウェリントン公爵》が1961年、展示されていたロンドン・ナショナル・ギャラリーから盗まれた。犯人は年金暮らしの老人、ケンプトン・バントン。この稀代の盗難事件を描いた映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』が22年2月25日より、TOHOシネマズ シャンテほかにて全国順次公開される。
1960年代に勃興したコンセプチュアル・アートの中心人物のひとりであるローレンス・ウィナーが、12月2日に逝去した。享年79。
今年初めてアート・コレクティブのみがファイナリストとして選出されたターナー賞は、北アイルランド・ベルファストを拠点とする「アレイ・コレクティブ」に決定した。