EXHIBITIONS
国宝 熊野御幸記と藤原定家の書
―茶道具・かるた・歌仙絵とともに―
三井記念美術館で「国宝 熊野御幸記と藤原定家の書 ―茶道具・かるた・歌仙絵とともに―」が開催される。
藤原定家は鎌倉時代に活躍した歌人であり、後鳥羽上皇の熊野参詣に随行した際の自筆記録「熊野御幸記」を残した。館蔵品には「大嘗会巻」や「小倉色紙」、「歌切」をはじめとする定家の書が含まれ、近世には小堀遠州らが定家の書を好んで茶道具の銘に和歌を取り入れるなど、多方面に影響を与えてきた。
本展では、藤原定家筆「国宝 熊野御幸記」を全巻展示する。あわせて館蔵の藤原定家の書を紹介し、「大嘗会巻」や「小倉色紙」、「歌切」などを展示する。また、近世に小堀遠州が定家の書を好み、茶道具の銘を和歌から取り、小色紙や箱書を定家様で書いた茶道具も紹介する。
さらに、館蔵品のなかから後鳥羽上皇と藤原定家の書を選んで展示し、「大嘗会巻」は三井記念美術館で初公開となる。定家の書は江戸時代以来、小堀遠州などの茶人の間で「定家様」が好まれ、これをうかがえる茶道具や消息も展示。また、和歌の世界で六歌仙や三十六歌仙に選ばれた定家に関連し、百人一首かるたや歌仙絵を展示し、最後に重要文化財「東福門院入内図屏風」を展覧する。
藤原定家は鎌倉時代に活躍した歌人であり、後鳥羽上皇の熊野参詣に随行した際の自筆記録「熊野御幸記」を残した。館蔵品には「大嘗会巻」や「小倉色紙」、「歌切」をはじめとする定家の書が含まれ、近世には小堀遠州らが定家の書を好んで茶道具の銘に和歌を取り入れるなど、多方面に影響を与えてきた。
本展では、藤原定家筆「国宝 熊野御幸記」を全巻展示する。あわせて館蔵の藤原定家の書を紹介し、「大嘗会巻」や「小倉色紙」、「歌切」などを展示する。また、近世に小堀遠州が定家の書を好み、茶道具の銘を和歌から取り、小色紙や箱書を定家様で書いた茶道具も紹介する。
さらに、館蔵品のなかから後鳥羽上皇と藤原定家の書を選んで展示し、「大嘗会巻」は三井記念美術館で初公開となる。定家の書は江戸時代以来、小堀遠州などの茶人の間で「定家様」が好まれ、これをうかがえる茶道具や消息も展示。また、和歌の世界で六歌仙や三十六歌仙に選ばれた定家に関連し、百人一首かるたや歌仙絵を展示し、最後に重要文化財「東福門院入内図屏風」を展覧する。

