旅する映像作家、ヴィンセント・
ムーンが来日公演。金氏徹平やテニスコーツも参加
有名ミュージシャンの演奏から、世界を旅して出会った宗教的な儀式まで、あらゆる音楽の現場を撮影している映像作家、ヴィンセント・ムーンが京都と東京で来日公演を行う。
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ヴィンセント・ムーンは、パリ出身の映像作家。2006年に「A TAKE AWAY SHOWS」シリーズで、映像のつくり手が被写体と関わる行為そのものをも記録する「シネマ・ヴェリテ」と呼ばれる手法を用い、R.E.M.やアーケイド・ファイア、フェニックス、シガー・ロス、二階堂和美といった数々のミュージシャンを撮影して話題を呼んだ。
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08年からはカメラひとつを携えて世界50ヵ国以上を旅し、現地の伝統音楽から宗教的な儀式、新しい実験音楽までを幅広く探求し映像を制作。現在は、18年の実施を目指し、日本の伝統音楽や儀式、民謡などをテーマにしたプロジェクトの準備を進めているという。
ムーンが計5組の日本人アーティストと共演する今回の来日公演。12月22日の京都公演には、音楽家・オオルタイチと美術家・金氏徹平によるプロジェクトが参加。27日の東京公演には、「札幌国際芸術祭2017」にも参加したテニスコーツなどが出演する。
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