2024.4.12

良品計画が豊島に滞在型宿泊施設 「MUJI BASE TESHIMA」オープン

「無印良品」を展開する株式会社良品計画が、瀬戸内海東部に位置する香川県小豆郡土庄町豊島に滞在型宿泊施設 「MUJI BASE TESHIMA」をオープンさせる。

MUJI BASE TESHIMA
前へ
次へ

 瀬戸内海東部に位置し、豊島美術館豊島横尾館などがあるアートの島・豊島。ここに、「無印良品」などを展開する株式会社良品計画が新たな滞在型宿泊施設 「MUJI BASE TESHIMA」を4月26日にオープンする。

 MUJI BASEは、地域に根差した無印良品のある暮らしが体現できる、古民家をリノベーションした中長期滞在型施設。昨年8月にオープンした「MUJI BASE KAMOGAWA」に続く第2弾となる。

MUJI BASE TESHIMA

 MUJI BASE TESHIMAは、2010年の瀬戸内国際芸術祭の作品兼レストランの運営スタッフの寮としてリノベーションされた、築90余年になる古民家を受け継いだもの。MUJI BASE TESHIMAとして再活用するにあたり、同社で内装の企画・デザインを行い、無印良品の世界観を体現した施設に生まれ変わった。

 リビングとダイニングの間にあった水回りは撤去され、部屋間の移動が簡易化されたほか、リビングの一部の壁を撤去してルーバーを設置することで開放的な寝室空間を創出。フローリングも無垢フローリングに張り替えられた。

 また室内空間は、良品計画が展開するインテリアブランド「IDÉE」がコーディネートを担当。日本のヴィンテージ家具や、日本のアーティストによる作品のほか、器は豊島周辺の瀬戸内を中心に活動を行う現代作家の器がセレクトされているという。また、レコードのセレクションやMUJI BOOKSによる選書本、無印良品の家具や家電も大きな特徴だ。

MUJI BASE TESHIMA

 MUJI BASE TESHIMAの収容人数は最大4名。 料金は1泊1棟2名4万9000円から(2泊以上の予約のみ別途清掃費1万5000円がかかる)。宿泊予約は、Airbnbから可能だ。