東京の国立西洋美術館と大阪の国立国際美術館で今年の開催を予定されており、新型コロナウイルス感染症の拡散防止のために開幕延期になった「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」が、新たな会期を発表した。
東京会場の会期は3月3日〜6月14日から開幕日未定〜10月18日に、大阪会場の会期は7月7日〜10月18日から11月3日〜2021年1月31日に変更。東京国立博物館や東京都現代美術館などの国立博物館・都立美術館は、6月1日、2日から再開する予定となっているが、国立西洋美術館の再開日は、いまのところ未定だ(6月4日追記:東京展開幕は6月18日)。
国立西洋美術館は再開に伴い、来場者とスタッフの安全を確保するため、日時指定制度を含む新たな入場方法を導入予定。その詳細は後日、展覧会公式サイトなどで発表されるという。
なお本展は、ロンドン・ナショナル・ギャラリーが初めてイギリス国外で開催する所蔵作品展。イタリアのルネサンス絵画やオランダ絵画、イギリス肖像画、スペイン絵画など、約61点の作品が公開される予定だ。