上野の国立西洋美術館は、今年7月から10月の会期で予定していた展覧会「スポーツinアート展-ギリシャ彫刻×印象派の時代」の開催中止を発表した。
同展はその詳細もまだ明らかにされていなかったが、主催である日本経済新聞社は、「新型コロナウイルス感染拡大の影響で海外からの作品輸送が難しくなったことなどから、今夏の開催は困難と判断した」と報じている。
なお同館では、今年3月3日~6月14日の会期で「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」を開催する予定だったが、新型コロナの影響で開幕は延期となっている。今回、「スポーツinアート展」が中止となったことで、「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」の会期が延長される可能性が高まった。