
前会長辞任の美術評論家連盟、新会長は四方幸子に。半世紀以上の歴史で初の女性
前会長・林道郎が9月に辞任し、会長の空位が続いていた美術評論家連盟。その新会長にインディペンデント・キュレーターで批評家の四方幸子が就任することが発表された。同連盟にとって初の女性会長となる。

前会長・林道郎が9月に辞任し、会長の空位が続いていた美術評論家連盟。その新会長にインディペンデント・キュレーターで批評家の四方幸子が就任することが発表された。同連盟にとって初の女性会長となる。

毎年京都を舞台に開催されているアートフェア「ARTISTSʼ FAIR KYOTO 2022」。そのアドバイザリーボードたちによる初の展覧会が、世界遺産・清水寺を舞台に行われる。会期は2022年3月5日〜3月13日。

株式会社水と匠は2022年10月、富山県砺波市の散居村に、宿+レストラン「楽土庵」を開業させる。古民家を改装した館内には、工芸から現代アートまでがしつらえられるという。

1800年代から続くワイナリー「シャトー・ムートン・ロスチャイルド」が、オラファー・エリアソンとのコラボレーションラベルを発表した。同シャトーのワインラベルはこれまでミロやシャガール、ピカソなども手がける歴史的なものだ。

フィリピン人の母とイギリス人の父とのあいだに生まれ、現在はロンドンを拠点に活動しているペインター、マリア・ファーラ。その新作個展「Overseas」が東京・六本木のオオタファインアーツで開催されている。会期は2022年2月5日まで。

匿名アーティスト・PakによるNFTプロジェクト「Merge」が、12月2日から4日にかけてNFTプラットフォーム「Nifty Gateway(ニフティゲートウェイ)」で販売され、合計約9180万ドル(約104億円)の売上を達成。NFTセールの過去最高額を更新した。

寺田倉庫株式会社は、2022年1月4日に美術品保管サービス「TERRADA ART STORAGE」を東京・平和島に新設することを発表した。

Googleは、一人ひとりの"らしさ”に寄り添うアート展として「Google Pixel STATION MUSEUM」をJR品川駅、東京メトロ表参道駅、東京メトロ新宿駅でスタートさせた。

ふたつの国宝や、数々の国登録有形文化財などの建物が存在する長野県松本市内十数ヶ所の名建築を会場に、名建築とアートを融合させた芸術祭「マツモト建築芸術祭」が開催される。会期は2022年1月29日〜2月20日。

東京・浜町のT-HOUSE New Balanceで、写真家・ホンマタカシが東京の風景を撮影した作品によるインスタレーション「TOKYO NEW SCAPES BY TAKASHI HOMMA」が開催される。

国際的に高い評価を得ている現代美術家・李禹煥(リ・ウファン)。その回顧展「国立新美術館開館15周年記念 李禹煥」が国立新美術館で開催。東京の美術館では初の大規模個展となる。

デザイン大国のひとつとして知られるフィンランドのデザインの誕生と発展のストーリーを紐解く展覧会「ザ・フィンランドデザイン展 ― 自然が宿るライフスタイル」が、東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムでスタートした。フィンランドがデザイン大国となって今日に至る背景を探る。

ダニエル・アーシャムが自身のInstagramを通じ、若手アーティストたちに向けたメッセージを公開した。

寺田倉庫が今年2月にサービスリニューアルした美術品の保管サービス「TERRADA ART STORAGE ONLINE」。これがアップデートされ、立体作品の保管も可能になった。1点あたり月額550円(税込)から。

既存の美術作品の所有権をNFTの集合体に変換して分断することで、複数の人が作品の所有権を共有できるようにする会社「Particle」。同社が第1弾のプロジェクトとしてバンクシーの《Love Is in the Air》を1万個のNFTに分割して販売する。

金沢の私設現代アート美術館「KAMU kanazawa(カム カナザワ)」が、6番目のスペース「KAMU k≐k(カム ケーケー)」を12月17日にオープンさせる。多目的企画展示スペースとして作られた「k≐k」の初回企画は、フードアートの分野で活躍する諏訪綾子の新作「TALISMAN in the woods(タリスマンインザウッズ)」を公開する。

東京・天王洲にあるANOMALYで、日本を代表するアーティストのひとり、篠原有司男の個展「吾輩のパンチがオーロラに炸裂!」が始まった。

近年注目を集めるアーティスト・井田幸昌がRICOH ART GALLERY で個展「思層|Ontology」をスタートさせた。本展では、RICOHの2.5次元印刷「StareReap(ステアリープ)」を使って取り組んだ新作をはじめ、版画作品のみが並ぶ。

十和田市現代美術館が2010年に完成させた「Arts Towada」プロジェクトの10周年を記念し、全3期にわたる企画展「インター + プレイ」が開催中。第2期では「バルーン」と「クモ」をキーワードに、アルゼンチン出身のアーティストであるトマス・サラセーノの新作や近年の代表作が紹介されている。会期は2022年1月10日まで。

フランシス・ゴヤの名作《ウェリントン公爵》が1961年、展示されていたロンドン・ナショナル・ギャラリーから盗まれた。犯人は年金暮らしの老人、ケンプトン・バントン。この稀代の盗難事件を描いた映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』が22年2月25日より、TOHOシネマズ シャンテほかにて全国順次公開される。