
喜多川歌麿の最高傑作「雪月花」。《吉原の花》来日で《深川の雪》と日本で138年ぶりの夢の再会
江戸時代の絵師・喜多川歌麿の最高傑作とも言われる肉筆画の大作「雪月花」三部作のうち、《吉原の花》がアメリカより来日。箱根の岡田美術館で、同館収蔵の《深川の雪》とあわせて展示されている。

江戸時代の絵師・喜多川歌麿の最高傑作とも言われる肉筆画の大作「雪月花」三部作のうち、《吉原の花》がアメリカより来日。箱根の岡田美術館で、同館収蔵の《深川の雪》とあわせて展示されている。

古来から伝わる手仕事に着目した活動を展開している「コズミックワンダー」と、精神の空間を創造する美術ユニット「工藝ぱんくす舎」による紙をテーマにした展覧会が、銀座の資生堂ギャラリーで開催される。会期は8月29日〜10月22日。

60年代の実験的な上映形式「エクスパンデッド・シネマ」を検証する「エクスパンデッド・シネマ再考」展が、東京都写真美術館にて開催される。会期は8月15日〜10月15日。

今年で6回目を迎える美術展「引込線 2017」が、埼玉県所沢市で開催。会期は8月26日〜9月24日(火・水曜は休場)。

広島から美術を通して世界平和を訴えるため創設された「ヒロシマ賞」。第10回の受賞者であるアーティスト、モナ・ハトゥムの受賞記念展が、7月29日から広島市現代美術館で開催される。

東京・恵比寿に7月にオープンした、窓枠を展示スペースとするギャラリー・CAGE GALLERYで、美術家・原田裕規による企画展「作者不詳#1」が開催される。会期は8月3日〜10月1日で、途中2回の展示替えが行われる。

横浜市民ギャラリーは、記憶や記録をテーマとして作品制作をしているアーティストを取り上げた「新・今日の作家展 2017」を開催する。

戦国時代の水墨画家・雪村の主要作品から、影響を受けた後代の作品を展示する大回顧展が滋賀県のMIHO MUSEUMで開催される。会期は8月1日〜9月3日。

アーティストの舘鼻則孝が、自身最大規模となる個展を表参道ヒルズのスペースオーで開催。最新作のほか、代表作《ヒールレスシューズ》や、浮世絵や写真などの作家所蔵品も公開する。

アーティスト集団Chim↑Pomが、高円寺のキタコレビルで「Sukurappu ando Birudoプロジェクト 道が拓ける」展を開催。敷地内に「道」を製作し一般開放するほか、新宿歌舞伎町で昨年開催した「明日もまた観てくれるかな?」展の続編となる新作も発表する。会期は7月29日〜8月27日。

アーティストの田村友一郎とキュレーターの服部浩之がタッグを組み、栃木県の小山市立車屋美術館で展覧会を開催。現在、展覧会ができあがっていく過程がウェブ上で公開されている。会期は9月23日〜11月26日。

YCC ヨコハマ創造都市センターが開催するアートプログラム「YCC Temporary」の第3弾が開催。身近な既製品を素材に作品を制作する鬼頭健吾が展示を行う。

現代の新しい創作表現を紹介するシリーズとして「鈴木康広 始まりの庭」が開催。代表作《まばたきの葉》をはじめ、新作約10点を含む66点が展示される。会期は2017年8月5日〜2018年2月25日。

今年で結成20周年のダンス・カンパニー、ニブロールが、神奈川芸術劇場の「KAAT Dance Series 2017」にて、新作『イマジネーション・レコード』を発表する。公演期間は8月29日〜9月3日。

仁和寺をはじめとした御室派寺院の仏像・寺宝が一堂に集まる展覧会が東京国立博物館で開催される。会期は2018年1月16日〜3月11日。

フランスの写真家レイモン・ドゥパルドンが、シャネル・ネクサス・ホールで日本初の個展を開催。オリンピックが開かれた1964年と、2回目のオリンピック開催をひかえた2016年の東京の街を写した作品を展示する。会期は9月1日〜10月1日。

浮世絵師・月岡芳年の展覧会「月岡芳年 妖怪百物語」が、太田記念美術館で開催される。会期は7月29日から8月27日。

山形県の鶴岡アートフォーラムで、東北における美術を考えることをテーマとした「東北画は可能か?~地方之国構想博物館~」が開催されている。会期は8月20日まで。

DIC川村記念美術館にて「フェリーチェ・ベアトの写真 人物・風景と日本の洋画」が開催。日本の風景や風俗を撮影した写真約180点が展示される。会期は9月9日から12月3日まで。

日本における「アートプロジェクト」の先駆けとして、土地や地域と深く結びついた作品づくりを行ってきた川俣正が個展を開催。代官山のアートフロントギャラリーと、その建物を使った大規模なインスタレーションを展開する。会期は8月18日〜9月24日。