荒川修作とマドリン・ギンズの構想による体験型アート作品「養老天命反転地」と、日本の滝百選・名水百選にも選ばれる名瀑「養老の滝」で知られる岐阜県の養老公園を舞台に、アートイベント「養老アート・ピクニック」が初開催される。
本イベントでは、岐阜県大垣市に拠点を置く、メディア表現を専門とする教育機関・情報科学芸術大学院大学(IAMAS)と連携し、「アート×ウェルネス」をテーマに、メディア・アート、身体表現、絵本など様々なジャンルのアーティストが集結。
IAMAS教授で、本イベントの総合ディレクターを務める赤松正行は、養老公園の上空に巨大な目玉を浮かべ、そこから見える景色を地上に映し出す《空の目》を展開。そのほか、本間桃世(荒川修作+マドリン・ギンズ東京事務所代表)と平林恵(横尾忠則現代美術館学芸員)による「養老天命反転地トーク&ツアー」や、AR技術を用いたインタラクティブな展覧会、親子で参加できるワークショップなど、様々なプログラムが予定されている。
18日夜には、赤松正行、日比野克彦、クワクボリョウタなど、岐阜県や養老に縁のあるアーティストが登場し、パフォーマンスやトークを行う「養老アート・ナイト」も開催される。