「Pattern 紋様 - Forms of Beauty」と題された展覧会が、GINZA SIX内にあるアートギャラリーTHE CLUBで開催中だ。本展では、紋様(Pattern)を「『普遍的な美しさ』を表出し、アートと人々のくらしをつなぐ」ものとしてとらえ、世界各国のアーティストの「Pattern」を主題とした作品が集められている。
参加作家は、アリギエロ・ボエッティ、ダーン・ファンゴールデン、猪熊弦一郎、草間彌生、アグネス・マーティン、アラン・マッコラム、中西夏之、リチャード・ライス、菅井汲、クリストファー・ウールの10名。
なかでも、猪熊弦一郎がニューヨークの風景に着想を得て描いた《Land Scape》(1973)は、猪熊がデザインした三越の包装紙「華ひらく」をモチーフとして取り入れた、オランダのダーン・ファンゴールデンの作品とともに見ることができる。また、ロンドンを拠点に、パターンの可能性を多様なメディアで表現するリチャード・ライスによる、本展のための新作も公開される。