今週開幕
特別展「浮世絵の風景画を楽しむ 広重+北斎」(芦屋市立美術博物館)
兵庫県の芦屋市立美術博物館で「浮世絵の風景画を楽しむ 広重+北斎」展が開催される。会期は10月22日〜2027年1月17日。

本展は、江戸後期を代表する浮世絵師である葛飾北斎(1760〜1849)と歌川広重(1797〜1858)の風景画を紹介する展覧会となる。広重の『東海道五十三次之内』(1833〜34頃)、『名所江戸百景』(1856〜59)や、北斎の『富嶽三十六景』(1831〜34)などの人気シリーズから、選りすぐりの名作141点を展示する。
会場では、「天候と季節」「時間帯」「人物描写」「構図と仕掛け」などの項目ごとに両者の特徴や鑑賞のポイントを解説。そのほか関連企画として、1階の歴史資料展示室にて『北斎漫画』と月岡芳年の浮世絵をあわせて紹介する。
会期:2026年10月22日~11月17日
会場:芦屋市立美術博物館
住所:兵庫県芦屋市伊勢町12-25
電話:0797-38-5432
開館時間:10:00~17:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:月(ただし、11月23日、1月11日は開館)、11月24日、12月29日~1月3日、1月12日
料金:一般 1500円 / 大高生 1000円 / 中学生以下 無料
企画展「竹久夢二 時代を創る表現者」(東京国立近代美術館)
東京・竹橋の東京国立近代美術館で「竹久夢二 時代を創る表現者」展が開催される。会期は10月23日〜2027年1月11日。

竹久夢二(1884〜1934)は、画家、詩人、ジャーナリスト、デザイナー、イラストレーターなどの顔をもつ表現者として、明治の終わりから昭和のはじめにかけて活躍した。「夢二式」と呼ばれる女性像や、レトロモダンなデザインによって、大正ロマンを象徴する人物として知られる。青春の感傷や郷愁、江戸情緒と異国趣味、都会の洗練への憧れを描き出した抒情あふれる作品は、雑誌や絵葉書、展覧会を通して共感を呼んだ。また、日用雑貨のデザイン、子供のための本や雑誌づくり、流行歌「宵待草」の作詩、関東大震災の記録など、多岐にわたる仕事を手がけた。
本展では、代表作《黒船屋》(1919)をはじめ、日本画、油彩画、スケッチ、多様なデザイン、スクラップブックなど、全国各地の夢二コレクションから作品を一堂に集め、その多岐にわたる仕事の全貌に迫る。「美術」という枠を超え、時代を捉え、流行を生み、人々に愛され続けた表現者・竹久の姿をあらためて紹介する。
会期:2026年10月23日~2027年1月11日(前期:2026年10月23日~11月23日、後期:11月25日~2027年1月11日)
会場:東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー
住所:東京都千代田区北の丸公園3-1
電話番号:050-5541-8600
開館時間:10:00~17:00(金土~20:00)※入館は閉館の30分前まで
休館日:月、11月24日、年末年始(12月28日~1月1日) (ただし、11月23日、1月11日は開館)
料金:一般 2100円 / 大学生 1200円 / 高校生 700円
「伊豆の仏像 PART1」(MOA美術館)
静岡・熱海のMOA美術館で、「伊豆の仏像 PART1」展が開催される。会期は10月23日〜2027年1月3日。

平安時代初めに河津南禅寺をはじめとする寺社の建立が進んだ伊豆地域では、さかんに仏像が制作され、優れた仏教彫刻が受け継がれてきた。本展は、近年調査が進む伊豆の仏像に焦点を当てる企画の第1弾として、2024年に国の重要文化財へ指定された「南禅寺伝来諸像」を紹介する。
会場では、10〜11世紀に制作された仏、菩薩、護法神などの主要な尊格が揃う南禅寺伝来諸像26体のなかから、本尊の《薬師如来坐像》(9〜10世紀)を含む12体を展示する。
会期:10月23日〜2027年1月3日
会場:MOA美術館
住所:静岡県熱海市桃山町26-2
電話番号:0557-84-2511
開館時間:9:30〜16:30 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:木(12月24日、31日、2027年1月1日~3日は開館)、12月14日~18日、12月28日
料金:一般 2000円 / 高大生 1400円 / 中学生以下 無料
「テート美術館 ターナー展──崇高の絵画、現代美術との対話」(国立西洋美術館)
東京・上野の国立西洋美術館で「テート美術館 ターナー展――崇高の絵画、現代美術との対話」が開催される。会期は10月24日〜2027年2月21日。

ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー(1775〜1851)は、「光の画家」とも呼ばれる英国ロマン主義を代表する芸術家のひとり。10代で頭角を現し、1802年に史上最年少でロイヤル・アカデミーの正会員となる。移ろう光や大気、荒れ狂う海や空、あるいは産業革命期に人間が排出しはじめた蒸気や煤煙など、この世界の一定ではない諸相を時に克明に、時に抽象化して描き出した。
本展は、世界最大のターナー・コレクションを誇るロンドンのテート美術館の所蔵品から、油彩画や水彩画など、80点以上を紹介する大回顧展となる。序章を含む全8章の構成で作品をテーマごとに再編し、ゆるやかな時系列に沿って展示。さらに、ターナーの絵画と現代美術を併置して対話させ、その問題意識が後世のアーティストたちの関心とも響きあうことを提示するという。
また、本展は大阪中之島美術館(2027年3月13日~6月27日)へ巡回予定。
会期:2026年10月24日〜2027年2月21日
会場:国立西洋美術館
住所:東京都台東区上野公園7-7
開館時間:9:30〜17:30(金土〜20:00) ※入館は閉館の30分前まで
休館日:月(ただし、11月23日、2027年1月11日は開館)、11月24日、年末年始(12月28日〜2027年1月1日)、1月12日 ※2027年1月12日〜2月21日の期間、常設展は閉室
料金:一般 2400円 / 大学生 1500円 / 高校生 1100円



















