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紅葉の名所と一緒に楽しめる2026年の美術展まとめ(西日本)

10月下旬から12月上旬にかけて全国的に紅葉の季節を迎える。本稿では、西日本における紅葉の名所とともに楽しめる美術館を10ヶ所、2026年秋の最新プログラムとともにセレクトした。※10月18日24時まで、すべての方に全文お読みいただけます。

MIHO MUSEUM (c)MIHO MUSEUM 写真提供:MIHO MUSEUM

滋賀県立美術館とびわこ文化公園(滋賀)

 滋賀県大津市の自然豊かなびわこ文化公園内に位置する滋賀県立美術館。美術館へと向かう道のりでは、イロハモミジやイチョウなどが色づく、秋ならではの美しい風景に出会うことができる。

びわこ文化公園 写真提供:大津観光フォトライブラリー

 同館では、73歳で初めて絵筆をとった画家・丸木スマの歩みをたどる展覧会「丸木スマ展 73歳からのアーティスト」(〜11月23日)が開催中だ。自然や動物などの様々なモチーフが色彩豊かに描かれたスマの作品は、自分を表現する喜びと人生の可能性を感じさせてくれるだろう。

「丸木スマ展 73歳からのアーティスト」の展示風景より、《簪》(1955) 撮影:編集部

MIHO MUSEUMと湖南アルプス(滋賀)

 湖南アルプスの山間にあり、パリ・ルーヴル美術館の「ガラスピラミッド」で知られる世界的建築家のI.M.ペイが設計を手がけているMIHO MUSEUM。中国・東晋の詩人、陶淵明が漢詩『桃花源記』(421頃)に描いた「桃源郷」の世界をモチーフとしており、トンネル越しに広がる山々の景色や、周辺の木々が赤や黄色に彩られる壮大なロケーションが魅力となっている。

MIHO MUSEUM (c)MIHO MUSEUM 写真提供:MIHO MUSEUM

 秋季特別展「百済寺と近江の仏教美術ー百済寺秘仏公開によせてー」(〜12月6日)は、近江の古刹・百済寺の秘仏が初めて寺外で公開される機会となっている。加えて、同寺に伝わった仏像や絵画をはじめとする文化財の優品や、滋賀県内の金銅仏や木彫仏、天台宗と関わるとみられる絵画などを一堂に展示。秋色に染まる深山で、滋賀の歴史と信仰文化の深みに触れることができる。

《金銅弥勒半跏像》(奈良時代、8世紀) 東近江市指定文化財 百済寺

京都市京セラ美術館/京都国立近代美術館と平安神宮(京都)

 朱塗りの大鳥居が印象的な平安神宮がある京都・岡崎エリア。広大な日本庭園「神苑」をはじめ、背景に佇む東山の山並みが色づくこの文化拠点では、京都市京セラ美術館、京都国立近代美術館といった隣接する2つの美術館を巡りたい。

平安神宮の大鳥居

 京都市京セラ美術館では、日本の染織史において革新的な足跡を残した染織作家・山鹿清華の足跡を振り返る特別展「生誕140年記念 染織家 山鹿清華─宙翔ぶイマジネーション」(〜12月20日)と、禅の思想とジブリ作品の関連性を紐解く「禅とジブリ」展(〜12月6日)が同時期に開催されている。

特別展「生誕140年記念 染織家 山鹿清華─宙翔ぶイマジネーション」(京都市京セラ美術館)の展示風景より、山鹿清華《星座・月・ロケット》(1958) 撮影:編集部
『禅とジブリ』京都展(京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ)の展示風景 ©︎ Studio Ghibli

 向かい合う京都国立近代美術館では、現代ジュエリーの展覧会「ジュエリーは、誰を夢みる」(〜2027年1月17日)が開催中。戦後日本におけるコンテンポラリー・ジュエリーの展開を振り返るとともに、ジュエリーの芸術的可能性を探る。

「ジュエリーは、誰を夢みる」(京都国立近代美術館)の出品作より、新里明子《Another Skin》

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