「エトランゼたち─洋画家たちのヨーロッパ体験」(アーティゾン美術館)
東京・京橋のアーティゾン美術館で「エトランゼたち —洋画家たちのヨーロッパ体験」展が開催される。会期は10月24日〜2027年1月31日。

明治維新以降、西洋文化を学ぶためヨーロッパへ渡った日本の美術家たちは、古典絵画や最新の美術動向に触れ、人物画や裸婦デッサン、名画模写、写生などを通して、多様な滞欧作を制作した。本展では、異邦人(エトランゼ)としての体験を通して、自らの絵画表現を生み出し、日本の美術界に影響を与えた画家たちの足跡に注目する。
会場では、黒田清輝(1866〜1924)、藤島武二(1867〜1943)、安井曾太郎(1888〜1955)、藤田嗣治(1886〜1968)らによる滞欧作を展示する。そのほか、百武兼行《臥裸婦》(1881)や浅井忠《グレーの洗濯場》(1901)、坂本繁二郎《帽子を持てる女》(1923)、そして初公開の新収蔵作品など、石橋財団コレクションから100点以上の洋画を公開。あわせて会場の一部で同館のコレクション名作選を紹介する。
会期:2026年10月24日~2027年1月31日
会場:アーティゾン美術館
住所:東京都中央区京橋1-7-2
電話:050-5541-8600
開館時間:10:00~18:00(金〜20:00) ※入館は閉館30分前まで
休館日:月(11月23日、1月11日は開館)、11月24日、12月28日〜1月4日、1月12日
料金:一般 1500円 / 大学・専門学校・高校生 無料(要ウェブ予約)/ 中学生以下 無料(予約不要) ※この料金で同時開催の展覧会「ジャム・セッション 石橋財団コレクション×藤井光 WHOSE LIGHT? —だれのひかりか」も鑑賞可能
「ジャム・セッション 石橋財団コレクション×藤井光 Whose Light?─だれのひかりか」(アーティゾン美術館)
東京・京橋のアーティゾン美術館で「ジャム・セッション 石橋財団コレクション×藤井光 WHOSE LIGHT? —だれのひかりか」が開催される。会期は10月24日〜2027年1月31日。

藤井光は、特定の歴史的瞬間や社会問題を出発点としたリサーチやフィールドワークにもとづき、インスタレーションや映像、ワークショップなど多様なメディアで作品を制作してきた。脚本と演出による映画的手法と、客観的記録によるドキュメンタリーを織り交ぜた映像インスタレーションを手がけ、「Tokyo Contemporary Art Award 2020–2022」を受賞するほか、国内外の展覧会や国際芸術祭に多数参加している。
同館の石橋財団コレクションとアーティストの共演企画「ジャム・セッション」の第7回目となる本展で藤井は、プラトンによる哲学書『国家』第7巻に登場する「洞窟の比喩」の中心的なテーマ「光=真理」に着目。「その光を誰が照らしているのか」という問いから真理の構造を批評的に捉え直し、古代から戦後に至る時間軸に沿って石橋財団コレクション22点と新作を含む藤井の作品十数点を展示する。
会期:2026年10月24日~2027年1月31日
会場:アーティゾン美術館
住所:東京都中央区京橋1-7-2
電話:050-5541-8600
開館時間:10:00~18:00(金〜20:00) ※入館は閉館30分前まで
休館日:月(11月23日、1月11日は開館)、11月24日、12月28日〜1月4日、1月12日
料金:一般 1500円 / 大学・専門学校・高校生 無料(要ウェブ予約)/ 中学生以下 無料(予約不要) ※この料金で同時開催の展覧会「エトランゼたち —洋画家たちのヨーロッパ体験」も鑑賞可能
MES「レイ/RE-I」(PARCO MUSEUM TOKYO)
PARCO MUSEUM TOKYOで、アーティストデュオMES(メス)の個展「レイ/RE-I」が開催される。会期は10月24日~11月16日。

MESは、新井健と谷川果菜絵が2015年から共同制作を行う、東京を拠点とするアーティストデュオ。現代美術とクラブカルチャーを横断しながら、光や熱を用いたインスタレーションやパフォーマンスを展開してきた。渋谷のクラブを中心にレーザーVJとしても活動し、音楽やファッションなどの領域とも関わっている。
これまでに、都市空間にレーザーでメッセージを投影する《LASER WRI-/LIGH-TING》(2018~2021)や、ロウソクを用いたパフォーマンス《WAX P-L/R-A-E-Y》(2024~)などを発表。また、《サイ/SA-I》(2021)、《タイ/TA-I》(2022)、《ガイ/GA-I》(2023)といった、ひとつの言葉に複数の意味を重ねる作品シリーズも制作してきた。
本展のタイトル「レイ/RE-I」には、「零」「霊」「冷」「Ray(光線)」「レイヤー」「レイヴ」など、同じ音を持つ様々な言葉が重ねられている。展覧会では、渋谷の街に蓄積された歴史に着目し、その複数の層を浮かび上がらせる映像インスタレーションや、時間をかけて展開されるパフォーマンスを中心に紹介する。
会期:2026年10月24日~11月16日
会場:PARCO MUSEUM TOKYO(渋谷PARCO 4F)
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1
開館時間:11:00~21:00(最終日は~18:00) ※入場は閉場30分前まで
料金:無料
「InSitu2 – Ibasho(居場所)」(エスパス ルイ・ヴィトン東京)
東京・表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京で、「InSitu2 – Ibasho(居場所)」展が開催される。会期は10月24日〜11月27日。

「InSitu2」は、東京に加え、ミュンヘンと北京のエスパス ルイ・ヴィトンでも展開されるプログラム。従来の展覧会という形式にとどまらず、パフォーマンスやトーク、教育・参加型のアクティビティを通じて、アーティストや作家、研究者をはじめとする多様な人々と地域のコミュニティとの対話や創造を生み出すことを目指している。
東京が掲げるテーマは「居場所(Ibasho)」だ。個人が「ここにいてよい」と感じられる場所や、他者との関係のなかで生まれる帰属感など、「居場所」という言葉がもつ意味を様々なアクティビティを通して探る。
会期:2026年10月24日~11月27日
会場:エスパス ルイ・ヴィトン東京
住所:東京都渋谷区神宮前5-7-5(ルイ・ヴィトン表参道ビル7階)
電話:0120-00-1854
開館時間:12:00~20:00(11月3日、27日は〜17:00)
休館日:会期中無休
料金:無料
「セラミックス・ジャパン 戦後日本の陶磁デザイン」(岐阜県現代陶芸美術館)
岐阜県現代陶芸美術館で、特別展「セラミックス・ジャパン 戦後日本の陶磁デザイン」が開催される。会期は10月24日~2027年1月17日。

戦後日本の陶磁器産業は、戦前から蓄積されてきた技術やデザイン研究を基盤に、復興期を経て1950~60年代に発展した。各地の試験場では、素材や成形技術の研究とともに、新たな生活様式に対応する製品開発が進められ、海外のデザインや来日した外国人専門家の影響も受けながら、多様な陶磁器が生み出された。
本展では、戦後直後の実験的な取り組みを起点に、社会や生活文化の変化にともなう日本の陶磁デザインの展開をたどる。森正洋がデザインした白山陶器の《G型しょうゆさし》(1958)や、剣持勇デザイン研究所による《急須・湯呑》(1958)、芳武茂介が手がけた《スツール》(1968)などを通して、各地の産地やメーカーにおけるデザインと技術革新の動向を紹介する。
また、高度経済成長期に進んだ住宅の洋風化やLDK型住居の普及による生活様式の変化に加え、1990年代以降に広がった手仕事やクラフトへの関心にも着目。戦後から現在に至る陶磁デザインの変遷を、暮らしや社会との関係から振り返る。
会期:2026年10月24日~2027年1月17日
会場:岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリーⅠ
住所:岐阜県多治見市東町4-2-5(セラミックパークMINO内)
電話:0572-28-3100
開館時間:10:00~18:00 ※入場は閉館30分前まで
休館日:月(11月23日、1月11日は開館)、11月24日、12月28日~2027年1月4日、1月12日
料金:一般1000円 / 大学生800円 / 高校生以下無料



















