今週開幕
「祈りと救いの美―国宝 普賢菩薩騎象像との出会い」(大倉集古館)
東京都港区にある大倉集古館で、企画展「祈りと救いの美 ―国宝 普賢菩薩騎象像との出会い」が開催されている。会期は7月28日〜9月27日。

実業家の大倉喜八郎(1837〜1928)は、廃仏毀釈による寺院の荒廃や仏教美術品の散逸・海外流出を受けて古美術品を収集し、保護に努めた。1917年には同館を設立して作品を公開した。
本展は、同館の収蔵品の柱のひとつである仏教美術の作品を「経典と仏教伝来」「釈迦如来とその弟子」「極楽浄土と地獄」「法華経信仰と普賢菩薩」「密教」「神仏習合」の6章で構成し、仏教美術の流れを紹介。あわせて、東京都内にある国宝の仏像2点のうちの1点である《普賢菩薩騎象像》を展示する。
会期:2026年7月28日~9月27日
会場:大倉集古館
住所:東京都港区虎ノ門2-10-3
電話:03-5575-5711
開館時間:10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月(祝日の場合は翌平日)
観覧料:一般 1000円 / 大学生・高校生 800円 / 中学生以下 無料
「三嶋りつ惠 インスタレーション「Bottega Veneta Weaving Light」」(ボッテガ・ヴェネタ表参道フラッグシップ)
ヴェネチアと京都を拠点に活動するアーティスト/ガラス作家・三嶋りつ惠。その作品に焦点を当てたインスタレーション「Bottega Veneta Weaving Light」が、5周年を迎えたボッテガ・ヴェネタ 表参道フラッグシップで開催されている。会期は8月11日まで。

三嶋は、人工的な着色を施さない無色透明のガラスを中心に制作を続けてきた作家。ヴェネチアの職人たちとの協働を通じて、ガラスの内部に光を取り込み、周囲の空間や自然環境によって刻々と表情を変える作品を生み出している。
本展では、三嶋がヴェネチアと京都から選んだ作品に加え、表参道フラッグシップのために制作した新作《KOMOREBI》を展示。タイトルが示す通り、着想源となったのは、建物の内部へと差し込む光と、その光が生み出す木漏れ日のような現象だ。ガラスが持つ物質性と透過性を介して、建築空間に移ろう光の存在を浮かび上がらせる。
会期:2026年7月30日〜8月11日
会場:ボッテガ・ヴェネタ表参道フラッグ
住所:東京都渋谷区神宮前5-1-5
営業時間:11:00〜20:00
「あざみ野こどもぎゃらりぃ 2026 どこかの、あのこの、すみか。」(横浜市民ギャラリーあざみ野)
横浜市の横浜市民ギャラリーあざみ野で「あざみ野こどもぎゃらりぃ2026 どこかの、あのこの、すみか。」が開催されている。会期は8月9日まで。

「あざみ野こどもぎゃらりぃ」は、夏休み期間に開催する展覧会。アーティストの作品に触れながら、手でつくったり、描いたりする楽しさや、想像するおもしろさを小さな子供から大人まで体感できる。
20回目となる本展は「どこかの、あのこの、すみか。」と題し、目に見えるものだけではない世界に想像を広げることをテーマとした。会場では、上平晃代、編み師 203gow、妄想公園による編み物や映像、ARなどの作品を展示する。
会期:2026年7月31日〜8月9日
会場:横浜市民ギャラリーあざみ野 展示室1F全面
住所:横浜市青葉区あざみ野南1-17-3
電話番号:045-910-5656
開館時間:10:00〜16:00(最終日〜19:00)
料金:無料
「マリー・アントワネット・スタイル」(横浜美術館)
横浜市にある横浜美術館で「マリー・アントワネット・スタイル」が開催される。会期は8月1日〜11月23日。

ヴィクトリア&アルバート博物館蔵 ©Victoria and Albert Museum, London
本展は、ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)が企画した世界巡回展であり、英国の研究者による調査に基づきマリー・アントワネットを再検証する試みとして開催される。
会場では、ドレス、ジュエリー、家具調度品、絵画や版画、写真など約200点で展示を構成。18世紀後半の歴史的なファッションから2025年のオートクチュールまで、250年にわたる展開をたどる。「首飾り事件」のネックレスの一部と伝わるダイヤモンドなどのマリー・アントワネット旧蔵品やゆかりの品をはじめ、小説、演劇、映画などに描かれてきた18世紀当時の品々も多数展示する。
また、王妃の処刑に用いられたとされるギロチンのほか、フランス革命の空気も小コーナーで紹介する。さらに、アジア巡回のためにロンドンでの展示から出品内容を再編成し、国内で所蔵されている優品約20点を加えた日本オリジナルの展示を提示する。
会期:2026年8月1日~11月23日
会場:横浜美術館
住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
開館時間:10:00~18:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:木(ただし、8月13日、9月24日、11月19日は開館)
料金:一般 2500円 / 大学生 1600円 / 中学・高校生 1000円
「横浜美術館コレクション展 海をこえてゆく彼女」(横浜美術館)
横浜市の横浜美術館で、同館のコレクション展「海をこえてゆく彼女」が開催される。会期は2026年8月1日〜2027年2月11日。
本展では「海をこえてゆく彼女」と題した特集コーナーを設け、20世紀以降に国境をこえて活動した女性たちを紹介。海外文化に接した女性画家の第一世代となった3人の作家と家族との関係を振り返る構成から始まり、欧米圏から日本を含むアジアへ渡航した作家たちの作品を展覧する。
さらに、第二次世界大戦後の高度経済成長期や1964年の海外旅行自由化といった時代背景のもと、異国で美術を学んだ作家や世界各国を旅して創作の糧とした作家を取り上げる。20世紀後半以降、ヴェネチア・ビエンナーレをはじめとする国際展で活躍した女性アーティストたちの創作もたどる。
会期:2026年8月1日~2027年2月11日
会場:横浜美術館
住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
開館時間:10:00~18:00(11月21日、22日は〜20:00)※入館は閉館の30分前まで
休館日:木、11月24日~12月10日、12月29日~2027年1月3日(8月13日、9月24日、11月19日、2月11日は開館)
観覧料:一般 500円 / 大学生 300円 / 中学・高校生 100円 / 小学生以下 無料



















