三嶋りつ惠がボッテガ・ヴェネタ表参道で新作を発表。光とガラスが交差する「Weaving Light」

ガラス作家・三嶋りつ惠によるインスタレーション「Bottega Veneta Weaving Light」が、ボッテガ・ヴェネタ 表参道フラッグシップで開催される。会期は7月30日〜8月11日。

 ヴェネチアと京都を拠点に活動するアーティスト/ガラス作家・三嶋りつ惠。その作品に焦点を当てたインスタレーション「Bottega Veneta Weaving Light」が、5周年を迎えたボッテガ・ヴェネタ 表参道フラッグシップで7月30日から開催される。

新作《KOMOREBI》を展示

 三嶋は、人工的な着色を施さない無色透明のガラスを中心に制作を続けてきた作家だ。ヴェネチアの職人たちとの協働を通じて、ガラスの内部に光を取り込み、周囲の空間や自然環境によって刻々と表情を変える作品を生み出している。

 本展では、三嶋がヴェネチアと京都から選んだ作品に加え、表参道フラッグシップのために制作した新作《KOMOREBI》を展示。タイトルが示す通り、着想源となったのは、建物の内部へと差し込む光と、その光が生み出す木漏れ日のような現象だ。ガラスが持つ物質性と透過性を介して、建築空間に移ろう光の存在を浮かび上がらせる。

 会場となる表参道フラッグシップは2021年に開業。約674平方メートルの店内には、ルネサンス期の建築家アンドレア・パッラーディオにちなんだ大理石の床や、職人によるガラス製のシェルフ、ハンギングレールなどが取り入れられている。三嶋の新作は、そうしたヴェネツィアのクラフツマンシップを反映した建築と呼応しながら展開される。