今週末に見たい展覧会ベスト12。「アンドリュー・ワイエス展」から「ロン・ミュエク」展まで【2/6ページ】

飯川雄大 大事なことは何かを見つけたとき」(水戸芸術館現代美術ギャラリー

飯川雄大《デコレータークラブ─ピンクの猫の小林さん》(2026)

 水戸芸術館現代美術ギャラリーで「飯川雄大 大事なことは何かを見つけたとき」が開催されている。会期は5月6日まで。レポートはこちら

 飯川雄大は1981年兵庫県生まれ。2007年より「デコレータークラブ」シリーズを展開し、公共空間や展示の仕組みに着目しながら、観客の身体感覚や想像力、場の偶発性によって変容する作品を制作してきた。代表作には《0人もしくは1人以上の観客に向けて》《配置・調整・周遊》などが挙げられる。

 本展では、これまでの実践を包括的に紹介するとともに、情報の曖昧さや感覚の不完全さを新たな可能性ととらえ、鑑賞者を巻き込む新作インスタレーションが展開されている。

会期:2026年2月28日~5月6日
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー
住所:茨城県水戸市五軒町1-6-8
開館時間:10:00~18:00 ※入場は閉館の30分前まで
休館日:月(ただし、5月4日は開館)
料金:一般 900円 / 高校生以下 無料 / 70歳以上 無料

「アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦」(兵庫県立美術館

山崎つる子 作品 1964 芦屋市立美術博物館蔵 ©Estate of Tsuruko Yamazaki, courtesy of LADS Gallery, Osaka and Take Ninagawa,Tokyo

 兵庫県立美術館で、特別展「アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦」が開催されている。会期は5月6日まで。

 本展では、ジェンダー研究の観点を足がかりに、1950〜60年代の日本の女性美術家による創作活動を見直すもの。当時評価の中心となった「アクション」に対し、別のかたちで応答し独自の抽象表現を展開した14名の作品およそ120点が紹介されている。

 会場では、身体、素材、空間などをキーワードに作品同士をつなぐ構成で展示されている。出展作家は、赤穴桂子、芥川(間所)紗織、榎本和子、江見絹子草間彌生、白髪富士子、多田美波、田中敦子、田中田鶴子、田部光子、福島秀子、宮脇愛子、毛利眞美、山崎つる子。

会期:2026年3月25日~5月6日
会場:兵庫県立美術館
住所:兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1
開館時間:10:00~18:00  ※入場は閉館30分前まで
休館日:月(ただし5月4日は開館)
料金:一般 1600円 / 大学生 1000円 / 70歳以上 800円 / 高校生以下 無料

「大横尾辞苑 これであなたもヨコオ博士!?」(横尾忠則現代美術館

メインビジュアル(デザイン:横尾忠則)

 兵庫県神戸市の横尾忠則現代美術館で「大横尾辞苑 これであなたもヨコオ博士!?」が開催されている。会期は5月6日まで。

 本展は、ひらがな45文字(あ~を)およびアルファベット26文字(A~Z)に対応する用語を設定し、それぞれに関連する横尾忠則の作品や資料によって構成する「辞書」形式の展覧会。選定された用語には、横尾忠則の人生にまつわる出来事や交友関係、精神世界、死の問題などが含まれ、それらに関連する作品を通して、横尾忠則の作品世界を紹介している。

会期:2026年1月31日~5月6日
会場:横尾忠則現代美術館
住所:兵庫県神戸市灘区原田通3-8-30
開館時間:10:00~18:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:月(5月4日は開館)
料金:一般 800円 / 大学生 600円 / 70歳以上 400円 / 高校生以下 無料