大阪市此花区の梅香・四貫島周辺を拠点とするアートプロジェクト「水門(みなと)」で、梅田哲也による個展が開催される。会期は3月20日〜31日。
「水門」は、地域や国籍を超えた交流の中継点としての機能を兼ね備えた、不定期に活動する緩やかなネットワーク/アートプロジェクト。昨年7月に始動し、地域に根ざした文化活動を通じて、流動的な公共の生態系(エコシステム)を模索する試みを続けている。
今回の個展は、梅田にとって関西圏では11年ぶりとなる。環境や空間の特徴を再認識し、その場限りの現象に昇華させることで、鑑賞者にユニークな体験の機会を提供する梅田の作品。本展では、その作品が生まれる過程においてもっとも原初的な工程が行われる個人スタジオも同時に公開されるという。
なお、受付場所のシルクスクリーンスタジオ&ショップ「ふつか」では、本展のサテライト展示や関連イベントも実施される。ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。

