
メトロポリタン美術館、反人種差別と多様性確保のための13のプランを発表。「過去を反省し、変革の担い手に」
ジョージ・フロイド殺害事件に端を発し、世界各地で人種差別に対する抗議活動が巻き起こるなか、メトロポリタン美術館は人種差別撤廃や多様性確保のための13のプランを発表した。

ジョージ・フロイド殺害事件に端を発し、世界各地で人種差別に対する抗議活動が巻き起こるなか、メトロポリタン美術館は人種差別撤廃や多様性確保のための13のプランを発表した。

新型コロナウイルスへの感染が確認された男性1名が来館したことで、臨時休館となったふくやま美術館が、8日に再開した。対応スタッフは全員陰性だったという。

静岡・掛川市の原泉地区で、2018年より現代アートを通して地域の魅力を再発掘する活動を続けてきた原泉アートプロジェクト。同プロジェクトが、郵送によって展示作品を想像させる新たな展覧会「想像する展覧会〜原泉アートデイズ!2020 不完全性〜」を開催する。

現在デュッセルドルフとメキシコ・ティファナを拠点に制作、研究、執筆などを行う竹田信平が、長崎爆心地公園の地面に被爆者たちの声を蘇らせるプロジェクト「声紋源場」の公開制作を行う。期間は7月13日〜8月7日。

津田道子の個展「トリローグ」が、東京・六本木のTARO NASUで開催。マウントフジアーキテクツ設計の個性的な展示空間で新作インスタレーションを展示する。会期は7月10日〜8月8日。

練馬区立美術館が、開館35周年記念展「Re construction 再構築」を開催。青山悟、大小島真木、冨井大裕、流麻二果の4名が同館の所蔵作品を再解釈し、新たな視点を提案することを試みる。会期は7月8日〜8月2日(プレ展示、2階展示室のみ)、8月9日〜9月27日(本展示)。

新型コロナウイルスの影響により、メガギャラリーとして知られているデイヴィッド・ツヴィルナーが、約20パーセントのスタッフを解雇することを発表した。

文化庁が509億円の予算を投じて行う「文化芸術・スポーツ活動の継続支援」。その申請が、7月10日に始まる。

今年3月にリニューアルオープンした京都伝統産業ミュージアムで、開化堂・八木隆裕、中川木工芸・中川周士、朝日焼・松林豊斎による企画展「SHOKUNIN」が開催されている。本展は、ミラノサローネで4年前に開催された展覧会を再構成したもの。会期は8月2日まで。

オランダ・アムステルダム在住のピアニストで美術家の向井山朋子とヴィンセント・ファン・ゴッホの絵画が共演するオンライン・コンサート「Night at the Museum」が7月12日、閉館後の夜のゴッホ美術館から配信。2005年にゴッホ美術館で初演された『ソニック・タペストリー』などの曲をファン・ゴッホの《ひまわり》の前で演奏する予定だ。

『美術手帖』2020年8月号は「ゲーム×アート」特集。「STAY HOME」の時代、ときに現実空間の代替ともなった「ゲーム」。世界をシミュレーションする手段としても注目される、ゲームとアートのクロスポイントを探る。

アメリカを代表するアーティストのひとり、リチャード・セラ。その個展が青山のファーガス・マカフリー 東京で展示されている。本展では、新しいドローイングシリーズ「オリエント」を発表。作家の動作と素材の相互作用を視覚化し、素材の物理的性質を明らかにするものだ。会期は9月26日まで。

広島・福山市のふくやま美術館に、新型コロナウイルス感染者が来館していたことが判明。同館は館内消毒やスタッフのPCR検査などのため、当面臨時休館となった。

SPACが、新型コロナウイルスの影響の長期化を懸念して、新企画「SPAC 出張ラヂヲ局 ~電波で演劇とどけます!~」を立ち上げた。本企画は、高齢者福祉施設や児童福祉施設などを対象に、SPACの演劇を即席のラジオ局から届けるというものだ。俳優と入所者、施設のスタッフとの直接の接触はなく、安心してプロの俳優による一流のパフォーマンスを生で楽しむことができる。

作品を公開保管する「アートストレージ」(収蔵庫)とホテルが融合した「KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS」が7月15日、墨田区本所にグランドオープン。これを記念し、オープン記念企画展として舘鼻則孝の個展「FORM AND COLOR」が開催される。会期は8月16日まで。

刺繍の手法で制作するアーティスト・沖潤⼦。その個展「刺繍の理り」が、東京・天王洲のKOSAKU KANECHIKAで開催される。会期は7⽉18⽇〜8⽉22⽇。

今年で4回目となる日産アートアワード。そのファイナリストによる新作展の概要が発表された。今年は新型コロナウイルスの影響を鑑み、オンラインでのプログラムが用意される。

東京・渋谷のNANZUKAギャラリーが企画したグループ展「GLOBAL POP UNDERGROUND」が、7月4日に渋谷パルコ4階の「PARCO MUSEUM TOKYO」で開幕。「Underground」を切り口にした本展では、空山基や田名網敬一、ジェームス・ジャービスなど21人のアーティストの作品が展示。渋谷パルコ1階のスペイン坂広場には、空山基によるパブリック・アート作品《Sexy Robot》も登場した。

BIEN、ルーカス・デュプイ、コバヤシマコトの3人展「PARALLEL ARCHEOLOGY」が、渋谷パルコ内の「OIL by 美術手帖」ギャラリーで開催される。会期は7月8日~26日。

今年10月に開館予定の「ヨックモックミュージアム」の建物が、いち早く公開された。ピカソのセラミック作品を展示する美術館ならではの工夫とは?