
東京という街の歴史や記憶、人をつなぐ「東京ビエンナーレ2023」が開幕
2021年に開催された新たな国際芸術祭「東京ビエンナーレ」。その2回目が東京都心の北東部を舞台にスタートした。その見どころを総合ディレクター・中村政人の言葉とともに紹介する。

2021年に開催された新たな国際芸術祭「東京ビエンナーレ」。その2回目が東京都心の北東部を舞台にスタートした。その見どころを総合ディレクター・中村政人の言葉とともに紹介する。

大分・別府市の混浴温泉世界実行委員会が、別府を舞台とするアートフェア「Art Fair Beppu 2023」が初開催を迎えた。アーティストが主体となるこのフェアは、なぜ開催に至ったのか?

名古屋市美術館で現代美術家・福田美蘭の個展、特別展「開館35周年記念 福田美蘭―美術って、なに?」が開幕。絵画という伝統的なメディアを使ってイメージの蓄積を表現する、その活動を明らかにする展覧会となっている。会期は11月19日まで。

2021年9月にパリで公開された、故クリストとジャンヌ=クロードによるエトワール凱旋門を布で包むプロジェクト「L’Arc de Triomphe, Wrapped(包まれた凱旋門)」。同プロジェクトで使用された素材が、2024年のパリオリンピック・パラリンピックなどのイベントで再利用されることが発表された。

混浴温泉世界実行委員会がが昨年スタートさせたアートプロジェクト「Alternative-State」。その新作が披露された。

自身の名を冠したブランド「JW アンダーソン」を率いるとともに、「ロエベ」のクリエーティブ・ディレクターも務めるファッションデザイナー、ジョナサン・アンダーソン。アートへの深い造詣でも知られる彼がキューレーションするエキシビション「オン・フット」が、現在ロンドンのギャラリー、オファー・ウォーターマンで開催されている。会期は10月28日まで。芸術とファッション、そしてロンドンの街が交差する、ユニークで興味深い展示となっている。

東京都および公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京が若手アーティストに向けて創作スペースを提供する「START Box」プロジェクト。新たなスペース「START Box お台場」が利用アーティストを募集している。受付は10月5日まで。

2015年より開催されている、アジアをコンセプトとした日本唯一のアートフェア「ART FAIR ASIA FUKUOKA」。その8回目となる「ART FAIR ASIA FUKUOKA 2023」(AFAF2023)が会場を新たに幕を開けた。会期は9月24日まで。

今週開幕・閉幕する展覧会から、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

渋谷駅のランドマークのひとつとして知られる岡本太郎の巨大壁画《明日の神話》の大規模改修が10月よりスタート。クラウドファンディングも実施する。

1993年にミウッチャ・プラダとパトリツィオ・ベルテッリが創設した文化団体であるプラダ財団。そのディレクターとしてミウッチャ・プラダが正式就任したことが発表された。

アーティストの報酬に関わるガイドラインの策定を目指す「art for all」が、アーティストの報酬および経費支払いの実態把握を目的に、アーティストを対象とした「アーティストの報酬に関するアンケート」を実施している。期日は11月8日。

沖縄を拠点としながら精力的な制作活動を続ける写真家・石川真生。その初期からの主要な作品、とりわけ2014年から取り組んでいる「大琉球写真絵巻」の新作を中心に展示する個展「石川真生 ー私に何ができるかー」が、東京・初台の東京オペラシティ アートギャラリーで開催される。会期は10月13日〜12月24日。

“現代美術”を東京都杉並区の高井戸で体験できる新たなプロジェクト「高井戸芸術祭2023」が京王井の頭線高井戸駅周辺で開催される。会期は10月1日〜14日。

10月6日~9日に開催が予定されている2回目の「MEET YOUR ART FESTIVAL」が、アートコンテンツの見どころを発表した。アート・エキシビジョンや2つのアートフェア、ライヴ・パフォーマンスなど、多彩なイベントが東京・天王洲運河エリア一帯にある6つの会場で同時に行われる。

2020年に伊勢丹新宿店本館のイセタン ザ・スペースでプレゼンテーション「トム・サックス:店舗体験」を行ったトム・サックス。その2回目が同スペースで開幕。トム・サックス本人も来日した。

東京・六本木の国立新美術館で、20世紀後半のファッションを牽引したデザイナー、イヴ・サンローランの40年にわたるクリエイションの歴史を、ルック110体とアクセサリー、ドローイング、写真など262点を組み合わせて明らかにする展覧会「イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル」が開幕。会期は12月11日まで。

東京・八重洲の新たなアートセンター「BUG」で、こけら落としとなる雨宮庸介の個展「雨宮宮雨と以(あめみやきゅうとい)」がスタートした。会期は10月30日まで。

9月22日~24日の3日間、マリンメッセ福岡 B館を舞台に行われる「ART FAIR ASIA FUKUOKA 2023」。このフェアでは豪華登壇者によるトークイベントやキュレーションブースにも注目だ。

東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京が、東京芸術文化相談サポートセンター「アートノト」を10月2日に総合オープン。アーティストや芸術文化の担い手を総合的にサポートするため「相談窓口」「情報提供」「スクール」の3つの機能を用意する。