「王の画家にして画家の王」 国内過去最大規模の 「ルーベンス展」その内容とは

バロックと呼ばれる壮麗華美な美術様式が栄えた17世紀ヨーロッパを代表する画家、ルーベンス。同時代の画家だけではなく後世にも多大な影響を及ぼした巨匠の展覧会が、2018年10月16日から東京・上野の国立西洋美術館にて開催される。開催に先がけて3月29日に開かれた記者発表会にて、その詳細が明らかになった。

NEWS / EXHIBITION

ナン・ゴールディンがMETで抗議行動。鎮痛剤「オピオイド」乱用問題の事態改善を訴える

アメリカでは現在、鎮痛剤「オピオイド」の乱用による健康被害が深刻な問題となっている。これに対し、自身もオピオイド中毒を経験した写真家のナン・ゴールディンが、事態改善を訴える団体「P.A.I.N」を設立。オピオイドの普及のきっかけをつくったサックラー一族の名を冠するメトロポリタン美術館「サックラー・ウィング」で抗議行動を行った。

NEWS / HEADLINE

クリムト、シーレからヴァーグナーまで。ウィーン世紀末美術の全盛期から100年、待望の展覧会が2019年開催へ

ウィーン世紀末美術を牽引した、画家のグスタフ・クリムトやエゴン・シーレらが1918年に亡くなってから100年。今年、ウィーンでは世紀末美術の展覧会が相次いでいるが、来年は日本でもこの時代に焦点を当てた展覧会「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」が開催されることが発表された。

NEWS / EXHIBITION

画家の中の画家・ベラスケスをつくったものとは? 「プラド美術館展」に見るスペインの黄金時代

現在、東京・上野の国立西洋美術館で開催中の「プラド美術館展」では、スペインの巨匠 ディエゴ・ベラスケスの作品が日本国内の展覧会では過去最多の7点展示されている。「黄金時代」のスペインで活躍したベラスケスが「画家の中の画家」と言われるまでになった背景とは? 本展の出品作から紐解いていく。

INSIGHT

「道具」を超えて。新たな管楽器と自転車を紹介する「Breezin’」がヤマハ銀座ビルで開催中

ヤマハが開発し、2017年度のグッドデザイン大賞を受賞した管楽器「Venova(ヴェノーヴァ)」と、ヤマハ発動機が発表した電動アシスト自転車「YPJ」シリーズ。これら2つの製品を紹介する合同展示イベント「Breezin’」が、3月14日から4月9日までヤマハ銀座ビル1Fで開催中だ。今回は、ヤマハ発動機 執行役員デザイン本部長の長屋明浩とヤマハデザイン研究所の川田学、そして「Venova」担当デザイナーの辰巳恵三、「YPJ」担当デザイナーの北山亮平に話を聞いた。

INTERVIEW / PROMOTION

ヴァージル・アブローが語る自身の「DNA」。世界初個展「"PAY PER VIEW"」で見せるものとは?

ファッションブランド「Off-White」のクリエイティブ・ディレクターとして飛ぶ鳥を落とす勢いのヴァージル・アブロー。そんな彼が、村上隆主宰のKaikai Kiki Galleryで世界初となる個展を開催している。「"PAY PER VIEW"」と題された本展で何を見せるのか。来日した本人に、建築家・浅子佳英がインタビューを行った。

INTERVIEW