
「LOVE」が制約される現代に一石を投じる。磯村暖がEUKARYOTEの個展で新作および近作を発表
磯村暖の個展「LOVE NOW」が、東京・外苑前のEUKARYOTEで開催される。ワタリウム美術館での個展から1年ぶりとなる本展は、LGBTQや移民、宗教といったキーワードを組み込んで制作してきた近年の活動を紹介するもの。会期は11月30日〜12月24日。

磯村暖の個展「LOVE NOW」が、東京・外苑前のEUKARYOTEで開催される。ワタリウム美術館での個展から1年ぶりとなる本展は、LGBTQや移民、宗教といったキーワードを組み込んで制作してきた近年の活動を紹介するもの。会期は11月30日〜12月24日。

焼き物の名地・信楽のお茶農家に育ち、現在は滋賀県信楽の上朝宮に住居と仕事場を構え活動を行う陶芸家・上田勇児がKaikai Kiki Galleryで初となる個展「ひびき合う土の記憶」を開催している。会期は11月27日~12月10日。

タカ・イシイギャラリーは、香港の湾仔(ワンチャイ)地域に新しいコンセプトのリテールショップ、SHOP Taka Ishii Galleryをオープンした。「ギャラリー」と「ショップ」の境界を互いに浸食し合う実験的なスペースでは、五木田智央の立体作品を展示するこけら落とし展が開催中。会期は2019年3月16日まで。

原美術館で開催中のリー・キット「僕らはもっと繊細だった。」展と、新国立劇場で行われたウィリアム・ケントリッジ演出オペラ『魔笛』を清水穣がレビュー。双方で使用されるプロジェクション技術が投影する「闇」とは。

16年5月からの約3年にわたる休館を経て、東京都現代美術館が2019年3月下旬にいよいよリニューアル・オープンを迎える。そのリニューアル第1弾となる展覧会の内容が明らかになった。

ニューヨーク拠点の美術家・桑山忠明の個展が、六本木のタカ・イシイギャラリー東京で開催されている。本展で発表されるのは、プライウッド(合板)にベークライトと呼ばれる熱硬化樹脂を貼り付け、その表面にメタリックペイントを吹き付けた形状の等しいパネル作品を並べた新作インスタレーションだ。会期は12月22日まで。

2017年10月に開館し、1周年を迎えた「小田原文化財団 江之浦測候所」が、見学エリアを拡張した。いったいどんなスポットが加わったのか? その概要を紹介する。

日本唯一のアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正の新刊『アウトサイド・ジャパン 日本のアウトサイダー・アート』の刊行を記念した特別展が広島・クシノテラスで開催される。13組のアーティストが参加する本展「アウトサイド・ジャパン展」の会期は2019年1月12日〜2月24日。

美術家・映像作家で、アーティスト・コレクティブ「Nadegata Instant Party(中崎透+山城大督+野田智子)の一員としても活動する山城大督の個展が京都造形芸術大学 芸術館で開催中だ。大学附属ミュージアムのコレクションの可能性を見出す試みでもある本展の会期は11月22日~12月24日。

チームラボが、 ブルガリ銀座タワー店にて《セルペンティ スパークル》の展示をスタート。 本作は、スマートフォンで「セルペンティ」のデザインを選び、投げ込むと、 壮大な蛇が色鮮やかに変容するというもの。展示期間は11月26日~2019年1月31日。

拾ったものを「なおす」作品で知られる青野文昭が、仙台のGallery TURNAROUNDで個展「『人のおもかげ―いろいろな靴より』2018〜2019」を開催する。会期は12月19日〜2019年1月13日。

メディアや領域にとらわれない活動を展開し、中国現代美術をつくり上げてきた世代のひとりとして知られる邱志傑。金沢21世紀美術館での個展に際して、一貫して活動の中心をなしてきた「書」への思いと、その作品について聞いた。

ホテルの客室を使用したアートフェア「ART in PARK HOTEL TOKYO 2019」が、今年も汐留のパークホテル東京で開催される。一般公開日は2019年3月9日、10日の2日間。

1990年代から2000年代に発表された、世界的アーティストが手がけたミュージックビデオをピックアップ。巧妙な映像コラージュが楽しい作品から、フェミニズムや大衆文化に言及する名作まで、各楽曲の世界観を後押ししたアートワークを紹介する。

水や泡をモチーフとした流動的な木彫や骸の顔を持つ三位一体像をはじめ、近年では人形(ひとがた)の作品も手がけてきた彫刻家・森淳一が、ミヅマアートギャラリーで4年ぶりとなる個展を開催している。森の出身地である長崎の金比羅山をモチーフにした新作を中心に据えた本展から読み解けるものとは何か。彫刻家であり彫刻研究者の小田原のどかが考察する。

映画監督として絶大な人気を誇るウェス・アンダーソンと、その公私にわたるパートナーで小説、衣装デザイン、イラストレーションなどを手がけるジューマン・マルーフ。この2人がキュレーションした展覧会「Spitzmaus Mummy in a Coffin and Other Treasures(棺の中のトガリネズミミイラと秘宝の数々)」展が、オーストリアのウィーン美術史美術館で開幕した。開幕前から話題を集めていた本展を、ウィーン在住のアートライター・丸山美佳がレポートする。

上田義彦が写真を担当した書籍『晴れの日本料理 青草窠のひと刻 The seasonal Beauty of Japanese Cuisine』 (永坂早苗著、求龍堂刊)のオリジナル写真による展覧会が、六本木ヒルズ A/Dギャラリーで開催される。会期は12月21日〜2019年1月20日。

アーティストデュオIttah Yoda(イッタ・ヨダ)の日本初となる個展「body alights - a fragmented memory|降下する身体 記憶の断片」が、東京・新宿のSprout Curationで開催される。会期は12月15日~2019年1月25日。

ロンドンを拠点とする写真家・副島美樹の個展「The Passenger’s Present」が、東京・恵比寿のPOST:limArtでスタートした。本展は、写真というメディアと編集作業を通じて、それらに思いを巡らせる作業を続けてきた副島の新作および近作を紹介するもの。会期は12月16日まで。

「アートのある生活」をコンセプトに掲げる銀座 蔦屋書店では、クリスマスに向けてアートをギフトとして贈ることを提案するフェアを開催。一点もののアートワークや古書が集まるラインナップを紹介する。