第4回

ル・コルビュジエの2人の弟子について。シリーズ:蓮沼執太+松井茂 キャッチボール(4)

作曲の手法を軸とした作品制作や、出自の異なる音楽家からなるアンサンブル「蓮沼執太フィル」などの活動を展開する蓮沼執太と、詩人でメディア研究者の松井茂。全14回のシリーズ「蓮沼執太+松井茂 キャッチボール」では現在、ニューヨークが拠点の蓮沼と、岐阜を拠点とする松井の往復書簡をお届けする。第4回では現在、建築家・坂倉準三をめぐるコミュニティ・アーカイブに取り組む松井が、坂倉、前川國男というル・コルビュジエの2人の弟子の建築空間を回想する。毎週土・日更新。

イサム・ノグチやエンツォ・マーリも。東京国立近代美術館のコレクションから、デザインの(居)場所を問う

東京・竹橋の東京国立近代美術館工芸館で、同館のデザインコレクションを一挙に紹介する展覧会「所蔵作品展―デザインの(居)場所」が開催される。本展では、家具やプロダクトなどのデザイン作品と工芸作品をあわせて約120点紹介するほか、ポスターに関する小展示も実施。会期は5月21日〜6月30日。

NEWS / EXHIBITION

チームラボ、コシノジュンコ、松井るみがタッグ。世界26ヶ国500都市で800万人を動員した舞台『万華響-MANGEKYO-』をチェック

世界26ヶ国500都市で800万人を動員した舞台『Revolutionary New Drumming Entertainment in Tokyo 万華響-MANGEKYO-』の映像演出がチームラボに決定。さらに衣装プロデュースはコシノジュンコ、舞台美術は400作品以上のライブやオペラのセットデザインを手がける松井るみが担当することがわかった。

NEWS / EXHIBITION

第3回

芸術という範囲がリセットされたあとに。シリーズ:蓮沼執太+松井茂 キャッチボール(3)

作曲の手法を軸とした作品制作や、出自の異なる音楽家からなるアンサンブル「蓮沼執太フィル」などの活動を展開する蓮沼執太と、詩人でメディア研究者の松井茂。全14回のシリーズ「蓮沼執太+松井茂 キャッチボール」では現在、ニューヨークが拠点の蓮沼と、岐阜を拠点とする松井の往復書簡をお届けする。第3回では、日本からインドネシアを経てニューヨークへと戻った蓮沼が、芸術と社会の距離感、ダニエル・バレンボイムの「実践」などについて語る。毎週土・日更新。

日本近代建築の父・辰野金吾の没後100年を記念して。東京ステーションギャラリーなど3館で特別企画展が開催へ

今年は、東京駅丸の内駅舎などの設計で知られる建築家・辰野金吾の没後100年にあたる年。これを記念し、京都市中京区の京都文化博物館(8月31日〜10月27日)、東京・日本橋の日本銀行金融研究所貨幣博物館(9月21日〜12月8日)、東京ステーションギャラリー(11月2日〜24日)の3館で、それぞれのテーマに沿った特別企画展が開催される。

NEWS / EXHIBITION

ギュスターヴ・モローが描いた女たち。「ギュスターヴ・モロー展 サロメと宿命の女たち」がパナソニック汐留美術館で開幕

フランス象徴主義を代表する画家、ギュスターヴ・モローの大規模展「ギュスターヴ・モロー展 サロメと宿命の女たち」がパナソニック汐留美術館で開幕した。ギュスターヴ・モロー美術館の所蔵品が一堂に会する本展の見どころとは?

NEWS / REPORT

曖昧で自由な展示空間が喚起するテクスチャー。塚田優評「光るグラフィック展2」

現実空間と仮想空間、それぞれの鑑賞体験を可能にし話題となった「光るグラフィック展2」。リアルとバーチャル、人間と機械など様々な対立項の境界が曖昧になるなかで、現代における「オリジナル」の定義はどこに存在するだろうか。現代に根ざすこういった問いを考察する本展を、視覚文化評論家の塚田優がレビューする。

REVIEW

金沢21世紀美術館の展覧会シリーズ「アペルト」で横山奈美が見せる愛と美。佐藤浩一による個展「第三風景」も開催

金沢21世紀美術館で定期的に開催される、若手作家の個展シリーズ「アペルト」。10回目となる今回は、ネオン管を描いた絵画で知られる横山奈美の個展「LOVEと私のメモリーズ」を開催する(4月6日~6月30日)。また同館のデザインギャラリーでは、人間と植物の境界を探る佐藤浩一による個展「第三風景」が開催される(4月6日~9月23日)。

NEWS / EXHIBITION

『美術手帖』「みんなの美術教育」特集の「誌上授業」を体験できる! 田中真二朗によるワークショップが開催

美術教育をメインで扱う特集としては12年ぶりとなり、反響も大きかった『美術手帖』2月号「みんなの美術教育」。巻頭企画の「誌上授業」を、ディレクションを担当した田中真二朗の授業形式で実際に体験できるワークショップイベントが、東京・外苑前で開催される。

NEWS / HEADLINE

左脳と右脳で楽しむ展覧会とは? nendoによる展示デザインで、サントリー美術館の日本美術コレクションを紹介

東京・六本木のサントリー美術館で、佐藤オオキ率いるデザインオフィス nendoとの共同企画・展示デザインの展覧会「information or inspiration? 左脳と右脳でたのしむ日本の美」が開催される。本展では、同館の日本美術コレクションから選りすぐりの27点を、左脳と右脳の2つに働きかける構成で紹介。会期は4月27日〜6月2日。

NEWS / EXHIBITION

私たちの計測器、その手触り。小鷹研理評「フィジーク トス」展

規定や約束事としてのフォーマットを「使ってみる」をテーマとしたグループ展「フィジーク トス」が、アキバタマビ21で行われた。参加作家はucnv、小林椋、時里充、本山ゆかりの4名。絵画から映像インスタレーションまで、表現領域の異なる作品を貫く「計測」とは? 「からだの錯覚」を研究する小鷹研理がレビューする。

REVIEW

フェンディのクラフトマンシップとグラフィティ・アートが出会う場所。「フェンディ クラフ」展をチェック

イタリア・ローマを代表するラグジュアリーブランド フェンディ(FENDI)が、メゾンに受け継がれてきたファーのクラフトマンシップを現代のグラフィティ・アーティストたちとともに紹介する展覧会「フェンディ クラフ(FENDI CraFF)」を東京・表参道にある「バツアートギャラリー(BA-TSU ART GALLERY)」でスタートさせた。会期は4月4日~17日。

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