
アイロニカルなアプローチに注目。ベン・エドマンズの日本初個展がカイカイキキで開催中
ロンドンに生活と活動の拠点を置きながら、世界各国で活動するベン・エドマンズの個展「Where should Igo from here?(私はここからどこへ向かえばよいのか?)」が、東京・南麻布のカイカイキキギャラリーで開催されている。会期は6月29日まで。

ロンドンに生活と活動の拠点を置きながら、世界各国で活動するベン・エドマンズの個展「Where should Igo from here?(私はここからどこへ向かえばよいのか?)」が、東京・南麻布のカイカイキキギャラリーで開催されている。会期は6月29日まで。

絵画や写真、ビデオアート、パフォーマンスなど多様な表現を行うアーティスト・岡田裕子の個展「ダブル・フューチャー 」が、東京・市ヶ谷のミヅマアートギャラリーで開催される。会期は7月10日〜8月10日。

美術家の山崎つる子が6月12日、肺炎で逝去した。山崎は1954年に結成された「具体美術協会」創設メンバー17名のひとりとしても知られる。

中国の特別行政区・香港で、「逃亡犯条例」改正に反対する大規模なデモが起きている。それに対し、香港のアート界はどのような行動をとったのか?

アーティストグループ「目 / [mé] 」が発案し、東京都とアーツカウンシル東京が主催する「Tokyo Tokyo FESTIVAL」企画公募採択事業のひとつとして選ばれた「まさゆめ」のプロジェクト。その一環として、6月23日に「顔会議」が行われる。この会議はSHIBAURAHOUSE 1F[リビング/LIVING]の会場に加え、ライブ配信で誰でも参加可能となっている。

東京藝術大学では6〜7月をダイバーシティ推進月間と位置づけ、学部やジャンルの枠を超えた様々なイベントを実施。6月22日のトークセッションに始まり、シンポジウム、ファミリーコンサート、クィア・アニメーション上映会などが行われる。

生物の観察と調査を通して、ユーモアあふれる独創的な作品を発表してきたアーティスト・AKI INOMATA。その個展「AKI INOMATA:Significant Otherness 生きものと私が出会うとき」が、青森・十和田市現代美術館で開催される。会期は9月14日〜2020年1月13日。

タイの現代文学を牽引するウティット・ヘーマムーンの小説『プラータナー:憑依のポートレート』を岡田利規が舞台化。セノグラフィー・振付にcontact Gonzoの塚原悠也を迎え、タイの俳優、日本とタイ両国のスタッフとの協働で制作された本作が、バンコク、パリを経て、池袋の東京芸術劇場で日本初上演される。上演期間は6月27日~7月7日。

国立新美術館で大規模個展が開幕したクリスチャン・ボルタンスキー。その次なる個展「アニミタスⅡ」が、表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京でスタートした。ふたつの映像インスタレーションを展示する本展の開催に伴い行われたアーティスト・トークで、ボルタンスキーが語ったこととは?

2011年5月25日、名もない炭坑夫の描いた記録画と日記697点が、日本初のユネスコ世界記憶遺産に指定された。その作者であり、幼い頃から福岡県の筑豊炭田で働いた生粋の炭坑夫・山本作兵衛(1892〜1984)をテーマとした映画『作兵衛さんと日本を掘る』が、東京・ポレポレ東中野にて公開中(福岡、大阪、京都、兵庫など順次公開予定)だ。作兵衛の絵さながらに働いた人々の人生や、作兵衛を知る人々の証言を通じて見えてくる、この国の過去と現在、未来とは?

記憶と現在、イメージと現実の関係性を制作のテーマに据え、国内外で写真作品を発表してきた横田大輔。日本では3年ぶりとなる新作個展「Room. Pt. 1」が、東京・銀座のガーディアン・ガーデンで6月22日まで開催中だ。本展で横田は、「大量の写真をもとに大量の写真集をつくる」という当初の展示プランとは大きく異なる、インスタレーションや映像などからなる展示を出現させている。本展の意図、そしてこれまでの活動について、横田に話を聞いた。

三重県立美術館 柳原義達記念館で、次世代を担う美術家を発信する「Y² project」がスタート。第1弾として、レリーフのような彫刻作品で知られる中谷ミチコの個展「中谷ミチコ その小さな宇宙に立つ人」が開催される。会期は7月6日〜9月29日。

科学では説明できない現象を引き起こし、人々に恐れられながら親しまれてきた妖怪。しかし近代を迎えると、恐怖の対象は戦争など人が引き起こす事象へと移っていった。こうした「恐怖」の変遷を追う展覧会「妖怪/ヒト ファンタジーからリアルへ」が、川崎市市民ミュージアムで開催される。会期は7月6日〜9月23日。

「Facebook」と「Instagram」の芸術的なヌード写真に対する検閲に抗議するため、125人のアクティビストがそのニューヨーク本社の前で裸のパフォーマンスを行った。写真家のスペンサー・チュニックと「National Coalition Against Censorship(検閲反対国民連合)」が共同で行ったこのキャンペーンに対し、Facebookは、新しいポリシーを検討することを約束したという。

タカ・イシイギャラリーが開廊25周年を記念して、同ギャラリーの所属作家35名によるグループ展「Survived!」を、タカ・イシイギャラリー 東京、ビューイングルーム、フォトグラフィー/フィルムの都内3会場で同時開催する。国際的に活躍する作家を多く抱える同ギャラリーの歩みの一端を見たい。会期は6月25日〜7月27日。

油彩とキャンバスによる「絵」にこだわりながら創作をつづけ、昨年には自伝的小説『この星の絵の具』も刊行したアーティスト・小林正人。そして、ギャラリストとして小林をサポートし続けてきたShugoArtsの代表・佐谷周吾。アーティストとギャラリストがともに歩んだからこそ生まれたものを、二人の対談から明らかにしたい。

フランスを代表するアーティスト、クリスチャン・ボルタンスキー。その過去最大規模となる回顧展「Lifetime」が、大阪の国立国際美術館から東京・六本木の国立新美術館へと巡回し、その扉が開いた。大阪会場から構成を変えた本展の見どころを、ボルタンスキーの言葉とともにお届けする。

ファッション、音楽、建築、アートなど、複数の分野で精力的な活躍を続けるヴァージル・アブロー。2018年にはルイ・ヴィトンのメンズコレクションのアート・ディレクターに就任。ファッション界において多大な影響力を持つポジションを得たアブローの一挙手一投足が、いまや注目の的になっている。そんなアブローの約20年にわたる活動を振り返る展覧会「Figures of Speech」が6月10日からシカゴ現代美術館で開催されている。記者会見で明かされたアブローの本展への想いを、会場の様子とともにレポートする。

約60年ぶりに発見されたクロード・モネの大作《睡蓮、柳の反映》が、修復を経て国立西洋美術館「松方コレクション展」でお披露目された。前例がないという修復作業を経て公開されたその姿とは?

国立西洋美術館が開館してから今年で60年。その節目として、同館の根幹をなす「松方コレクション」をタイトルに据えた展覧会が開幕した。