
延期されていた東京オペラシティ アートギャラリーのライアン・ガンダー展が7月に開催。ガンダーが選ぶ収蔵作品展も
コロナ禍による延期を余儀なくされていた東京オペラシティ アートギャラリーのライアン・ガンダーの大規模個展「ライアン・ガンダー われらの時代のサイン」がついに開催。会期は7月16日〜9月19日。

コロナ禍による延期を余儀なくされていた東京オペラシティ アートギャラリーのライアン・ガンダーの大規模個展「ライアン・ガンダー われらの時代のサイン」がついに開催。会期は7月16日〜9月19日。

メディアアーティスト・落合陽一によるインスタレーション作品《「nullの木漏れ日」(Sunbeam of null in forest)》が、東京の中心地にある「大手町の森」で展示される。会期は6月9日〜7月8日。

第52回
ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第52回は、独学でオリジナルのゼンマイ式掛け時計をつくり続ける黒田清孝さんを紹介する。

パリに拠点を置くカルティエ現代美術財団が、国際的な巡回展として国立新美術館とともに開催している「ダミアン・ハースト 桜」。3年かけて107点を描いた「桜」のシリーズから24点を作家自らが選び、すべての壁面に白く塗ったベニア板を貼って床に接する部分の幅木を隠し、展示室の扉も隠れるように展示デザインをすることで、白いフラットな壁面と桜だけの空間を仕上げた。絵画をメインの表現メディウムとするアーティストは、ダミアン・ハーストのこの表現をどのように見るのだろうか。会田誠に会場で話を聞いた。

Moche Le Cendrillon、山もといとみ、YOUYOUの3人による、アーティストのための「セーファースペース」をテーマとした展覧会「ケルベロス・セオリー」。本展について中村史子がレビューする。

今年6月に京都で予定されているブライアン・イーノによる音と光の展覧会「BRIAN ENO AMBIENT KYOTO」。その作品ラインナップが発表された。

シャトルバスの運行など、東京の主要なアートスポットを結びつける「アートウィーク東京」が昨年に引き続いて今年も開催される。開催期間は11月3日~6日の4日間。

NFTアートをAR(拡張現実)で楽しめるデジタルアート展「NFT ART EXHIBITION at PULLMAN TOKYO TAMACHI」が、東京・田町にあるホテル・プルマン東京田町でスタートした。会期は6月19日まで。

オーストリア・ウィーンにあるレオポルド美術館が、同館所蔵のエゴン・シーレの作品24点をNFTとして販売することを発表した。販売期間は5月16日〜26日。

アンディ・ウォーホルの《Shot Sage Blue Marilyn》(1964)が、クリスティーズ・ニューヨークのオークションで1億9504万ドル(約253億円)で落札。20世紀の作品としては史上最高額を記録した。

新宿・歌舞伎町にあるアートスペース「デカメロン」。その店先に、日本初となるNFT自動販売機が設置され、話題を集めている。

第2回
2月末から海外研修先として、黒海とカスピ海のあいだにある小国・ジョージアに滞在している画家の庄司朝美。渡航直前の2月24日、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が開始された。隣国ともいえるウクライナの情勢を身近に感じながら、独自の文化を育んできたジョージアの首都トビリシからお届けする連載。トビリシにもようやく春の気配が。

ミケランジェロやゴッホ、ピカソなどの美術品を収蔵しているヴァチカン市国が、そのコレクションをオンラインで公開するVRおよびNFTギャラリーを開設することを発表した。オープンは今年後半を予定している。

「アーティストの美学的・社会的役割を最大限発揮する」ことを目的とした新たなアート・インスティテューション、「Kyoto Interchange」の設立が発表された。

パンデミックによるおよそ1年間の延期を経て写真家・森山大道の「一つの回顧」展がサンパウロのモレイラ・サレス財団(IMS)で開催中だ。ラテンアメリカ初となったこのたびの森山大道の個展は、250点を超える写真作品とともに、複数の動画と多数の書籍の展示でその創作の軌跡を紹介する内容だ。その規模はこれまで日本国外で行われた個展のなかでも有数のもの。本展を企画したIMS現代写真キュレーターのチアゴ・ノゲイラに企画の経緯とその狙いについて尋ねた。

あらゆる局面にて、この世界の構造や存在の関係性の再考が求められ続けている。その回答のヒントとして挙げられる「身体性」について、ベルリンで開催されていた3つの展覧会から考えたい。

《太陽の塔》《明日の神話》といった作品で知られる芸術家・岡本太郎。40年の時を経て初の里帰りとなる《露店》を含む現存する初期作品4点すべてを展示する、史上最大スケールの展覧会「展覧会 岡本太郎」が大阪、東京、愛知を巡回する。

戦国時代から江戸時代にかけて独自の発展を遂げてきた「甲冑」。加賀藩前田家の歴史を持つ金沢を舞台に、現代に甲冑をアップデートする展覧会「甲冑の解剖術 ―意匠とエンジニアリングの美学」が金沢21世紀美術館でスタートした。その概要をレポートでお伝えする。

現代韓国を代表するアーティスト・デュオ、ムン・キョンウォン&チョン・ジュンホによる国内初の大規模個展「どこにもない場所のこと」が金沢21世紀美術館で開幕した。全シリーズの作品が一同に紹介される貴重な機会となった本展について、見どころをレポートする。

ペインター・山口幸士の新作個展「小さな光」が川崎市の某工場で開催されている。会期は5月4日まで。