2018〜19年にかけて、国立新美術館と大阪市立美術館で開催され、約70万人を動員した「ルーヴル美術館展 肖像芸術──人は人をどう描いてきたか」。これに続き、またもやルーヴル美術館展が開催される。
国立新美術館で開催される 「ルーヴル美術館展 愛を描く」は、ルーヴル美術館の膨大なコレクションから精選された70点余りの絵画を通して「愛」の表現の諸相をたどる、これまでにない趣向の展覧会だという。会期は2023年3月1日〜6月12日。
本展は、西洋社会における様々な愛の概念が絵画芸術にどのように描出されてきたのかを、ヴァトーやブーシェ、フラゴナール、ジェラール、シェフェールなどの名画を通して紹介。16世紀から19世紀半ばまで、約350年にわたる愛の表現の諸相を紐解くものとなるという。