
ミュシャもクリムトもガウディも。美術鑑賞が楽しくなる「世紀末芸術」の基礎知識
19世紀末頃から20世紀初頭にかけての芸術表現はひとくくりに「世紀末芸術」と呼ばれることが多い。ともすると漠然としたイメージのある「世紀末芸術」について、初心者向けに鑑賞のコツを解説する。

19世紀末頃から20世紀初頭にかけての芸術表現はひとくくりに「世紀末芸術」と呼ばれることが多い。ともすると漠然としたイメージのある「世紀末芸術」について、初心者向けに鑑賞のコツを解説する。

東京ミッドタウン日比谷で、マンガ家・イラストレーターの江口寿史の個展「東京彼女」が開幕した。会期は3月14日~4月23日。

メディア芸術領域の現状をより深く広く伝えるための文化庁のウェブメディア「Media Arts Current Contents(MACC)」がローンチ。新たに撮り下ろされたヴィジュアル・イメージのメイキングを通して、本メディアのコンセプトやその目指すべきところを探る。

千葉県立美術館の新館長にアーティゾン美術館の特命事項担当学芸員・貝塚健が就任する。就任日は4月1日。

富士山がユネスコの世界文化遺産に登録された2013年から今年で10年。この節目を記念し、東京・広尾の山種美術館が特別展「富士と桜」を開催中だ(所蔵先表記のない作品はすべて山種美術館所蔵)。

アムステルダム国立美術館で、史上最大規模のフェルメール展が開催中だ。あっという間に45万枚もの入場券が売り切れたため、開館時間を23時まで延長してチケットを再発売したが、あまりの人気にチケット販売のサイトがダウンする騒ぎとなっている。チケットを手に入れることができた幸運な人は、展覧会前にちょっと足を伸ばして、フェルメールの軌跡をたどる旅に出てみてはいかがだろうか。

十和田市街の一軒家を会場に、十和田市現代美術館が若手アーティストを紹介する場として運用している「space」。ここで初回の展示として開催された大岩雄典個展「渦中のP」を、きりとりめでるが振り返る。

28回目を迎え、メディア・アートをはじめとした先進的な作品を扱う登竜門、「学生CGコンテスト(Campus Genius Contest)」(主催:CG-ARTS)によるオンライン・ノミネート作品展が昨年に引き続き開催されている。会期は7月(予定)まで。

オーストラリアのアボリジナルおよびトレス海峡諸島民美術(アボリジナルアート)を数多く収蔵しているシドニーのニュー・サウス・ウェールズ州立美術館。先住民芸術の普及や展示において重要な役割を担っている同館の事例から、その必要性や方法論を考察する。

「à quatre mains」(4本の手)と名づけられたジャン=ミシェル・バスキアとアンディ・ウォーホルの協業によるシリーズを展示する「バスキア×ウォーホル Painting 4 Hands」がパリのフォンダシオン ルイ・ヴィトンで開催される。会期は4月5日〜8月28日。

東京でエゴン・シーレの大規模展「レオポルド美術館 エゴン・シーレ ウィーンが生んだ若き天才」が約30年ぶりに開催されている(東京都美術館・4月9日まで)。ウィーンのレオポルド美術館の所蔵するコレクションを中心にシーレの作品50点を紹介する展覧会のゲスト・キュレーターを務めるのが、ディータード・レオポルド氏だ。レオポルド氏は、コレクションの創設者で同館の初代館長であったルドルフ・レオポルドの次男である。コレクター家の一員であり、キュレーターも務めるレオポルド氏に、コレクションの成り立ちやシーレ作品の分析などについて語ってもらった。

第3回
全国の美大図書館司書による選書を紹介する「美大図書館の書架をのぞく」シリーズは、アートをもっと知りたい、アートも本も大好きという読者に向けた連載企画。第3回目の今回は、日本で唯一の国立総合芸術大学である東京藝術大学の図書館からおすすめの本が届いた。

東京・渋谷を舞台に、ARやVRの総称であるXR(クロスリアリティ)技術を用いた作品を各所で展示する展覧会「AUGMENTED SITUATION D」が開催されている。会期は3月21日まで。

バンクシーが起こした革新的なアートムーブメントに着目したドキュメンタリー映画『バンクシー 抗うものたちのアート革命』が、5月19日より劇場公開される。

アーティスト、ナン・ゴールディンが世界的な美術館群のスポンサーである大富豪サックラー家を相手取って起こした抗議運動。姉の死とエイズのエピデミック、そしてオピオイド危機……抗議運動の展開に創作の軌跡を絡め、ゴールディンという一人の人間を描き切るドキュメンタリー映画「All the Beauty and the Bloodshed」。ヴェネチア・ビエンナーレ金獅子賞、アカデミー賞長編ドキュメンタリーノミネート作品が、“因縁の地”ベルリンで公開された。

第2回
2022年、ICOM(国際博物館会議)が新たな「ミュージアム」の定義を採択した。時代とともに変化するミュージアムの世界を、博物館学の専門家である東京藝術大学大学美術館の熊澤弘准教授がご案内する。第2回と第3回では、ミュージアムがミュージアムとなるまでの歴史をたどる。

東京・銀座の「ギャルリーためなが」で菅原健彦の個展が開催中。日本画の伝統技法を継承しつつも、「表現したいものを表現する」という熱い一念を抱く菅原の新作約40点が一堂に会する。会期は3月19日まで。

プレスリリース配信サービスの代表格として知られる「PR TIMES」を運営する株式会社PR TIMES。同社が運営するアート特化型のオンラインPRプラットフォーム「MARPH(マーフ)」に注目だ。

17回目の開催となる日本最大級のアート見本市「アートフェア東京2023」が3月10日よりスタート。多くの出展ギャラリーがあるなか、編集部が注目したギャラリーブースをピックアップして紹介する。

今週開幕/閉幕する展覧会から、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。