グローバル刃物メーカーであり、40年以上縫製ハサミの開発・製造を行ってきた貝印株式会社が主催する帽子文化の創出、帽子デザイナーの育成を目的としたデザインコンテスト「KAI Hat & Head-piece Competition 2023」がエントリーを受付中だ。募集期間は7月16日 23:59まで。最優秀賞受賞者にはパリ・ファッションデザイン研修が進呈される。
今年で2年目を迎える同コンテストのテーマは「COME OUT OF YOUR SHELL」。審査員は、フランス国家最優秀職人章の称号を持つ、Hat & Head-piece designerの日爪ノブキと、昨年に創業100 周年を迎えた日本有数の帽子メーカー、株式会社栗原代表取締役社長・栗原亮、そして貝印CMOでスウェーデンデンのクリエイティブ企業、グレートワークスCCOの鈴木曜が務める。また、本年は日本帽子協会の後援が決定している。
エントリーされたデザインは、そのなかから優秀賞として複数作品が選定され、8月10日「ハットの日」のイベントにて発表となる。優秀賞受賞者には、貝印の縫製ハサミが贈呈され、その後実際に制作。制作には1作品につき最大2万円の費用が支給となる。制作作品は11月8日「いい刃の日」に開催予定のイベント会場にて展示。さらに、最優秀賞を受賞した1名には、パリ・ファッションデザイン研修が贈呈される。