
ジェスチャーを通じてアートの根源的関係を探る。M5 Galleryで韓国人アーティスト4人のグループ展が開催へ
東京・有楽町にあるM5 Galleryで、韓国・ソウルと釜山に拠点を置くギャラリー・SEOJUNG ARTの企画による4人の韓国人アーティストのグループ展「Instead of a result, a process」が開催される。会期は6月14日〜20日。

東京・有楽町にあるM5 Galleryで、韓国・ソウルと釜山に拠点を置くギャラリー・SEOJUNG ARTの企画による4人の韓国人アーティストのグループ展「Instead of a result, a process」が開催される。会期は6月14日〜20日。

第3回
NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ [AIT/エイト]設立メンバーのひとりであり、TOTAL ARTS STUDIES(TAS) プログラム・ディレクター、ロジャー・マクドナルドによる、気候危機とアートについての連載記事シリーズ。ニュースやインタビューで海外の動向の「いま」をわかりやすく紹介する不定期連載の第3回は、ロジャーによるミニコラムを紹介。気候危機に対するアート界の最新の動向やアート産業の課題点などを考察する。*The English version is below the Japanese.

今年7月に初開催される国際的なアートフェア「Tokyo Gendai」が、プログラムの詳細を発表した。

今年7月7日〜9日の会期で予定されているアートフェア「Tokyo Gendai」が、保税資格の取得を明らかにした。これにより、海外からの出展者は関税等を留保したかたちでの美術品持ち込み・展示が可能となる。

親密な関係を持つ「植物」に着目しながら、伝統的な知識体系、神話、アニミズムを取り入れ、歴史や搾取、領土、科学について考察するアーティスト、アナイス・カレニン。6月11日まで東京・根津にあるオルタナティブ・スペース「The 5th Floor」で開催されているアナイスの個展「Things named [things]」を、文化研究者の山本浩貴がレビューする。

多摩美術大学が東京ミッドタウン・デザインハブ内の多摩美術大学 TUBにて、誰もが参加できる講義プログラム「Tama Design University – Circular Design」を6月7日より開講した。

2019年以降断続的にハワイに滞在し、自らの出身地である山口や広島から海を渡った「ハワイ移民」の歴史をリサーチしてきた原田裕規が、新作個展を日本ハワイ移民資料館で開催する。会期は6月20日〜7月9日。

陶芸作品を中心に、テキスタイル、版画などの多彩な仕事を行ってきた鹿児島睦。その初の大規模展覧会「鹿児島睦 まいにち」展が東京・立川のPLAY! MUSEUMで開催される。

ニュースや戦争を描いた作品に触れ、過去、現在のアーティストが「出来事との距離」にいかに向き合ってきたかを探る「出来事との距離―描かれたニュース・戦争・日常」展が東京・町田市の町田市立国際版画美術館で7月17日まで開催中だ。

葛飾北斎の信州での活躍に焦点を当てる特別展 「葛飾北斎と3つの信濃 -小布施・諏訪・松本 -」が長野県長野市箱清水の長野県立美術館で開催される。会期は7月1日〜8月27日。

文化庁は令和5年度著作権セミナー「AIと著作権」をオンラインで開催する。日程は6月19日。

ルイ・ヴィトンがメゾン初となるデジタルコレクティブルのリリースを発表。メゾンを象徴するトランクがデジタルとなって登場した。

東京・原宿を拠点にするオークションハウス「NEW AUCTION」が、6月24日に公開型オークション「NEW 004」を開催。デイヴィッド・ホックニーやキース・ヘリング、ドナルド・ジャッドなど、様々な年代・カテゴリーから200点近くの作品が出品される。

インテリアで広く知られる北欧・フィンランド。その「アートグラス」に着目した展覧会「フィンランド・グラスアート 輝きと彩りのモダンデザイン」が、東京都庭園美術館で開催される。会期は6月24日~9月3日。

中国出身の世界的な現代アーティスト・蔡國強の大規模な個展「蔡國強 宇宙遊 ―〈原初火球〉から始まる」が東京・六本木の国立新美術館で開催。本展は国立新美術館とサンローランの共催による実施となる。

第28回
『美術手帖』創刊70周年を記念して始まった連載「プレイバック!美術手帖」。美術家の原田裕規が美術手帖のバックナンバーを現在の視点からセレクトし、いまのアートシーンと照らしながら論じる。今回は、1972年3月号より特別記事「フジタよ あなたは……」をお届けする。

ロンドンのサーペンタイン・ギャラリーが毎年夏に設営する「サーペンタイン・パビリオン」。今年のパビリオンは、レバノン出身でパリを拠点にする建築家リナ・ゴットメによって設計され、6月9日に一般公開される。

様々な政治的・歴史的背景から文字が削られたまま次世代に受け継がれ、その地域で「顔のない碑」と呼ばれる石碑から着想し、「伝わる」と「伝わらない」のあいだを模索するアーティスト・坪本知恵。その個展「間の形 – undetermined forms -」が東京・天王洲のYUKIKOMIZUTANIで開催される。

『美術手帖』2023年7月号「Groundbreaker 日本のストリートとアート」特集が6月7日に発売。近年、注目を集める「ストリートとアート」について、現在日本で活躍するプレイヤーたちの言葉に耳を傾け、そこで育まれてきた表現や価値観を探るものとなる。

「ポップ・シュルレアリスト」の先駆者で知られるアメリカ人アーティスト、ケニー・シャーフ。その個展「I’m Baaack」が、NANZUKA UNDERGROUND(6月10日〜7月9日)と草月会館(6月10日〜30日)の2会場で開催される。