
前澤友作にとってアートがもたらすものとは? 第4回CAF賞を終えて
「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイ代表の前澤友作が創設した現代芸術振興財団。この財団が主催する学生対象のアワード「第4回CAF賞作品展」が11月5日まで代官山で行われた。会場で自身のコレクションを惜しげもなく展示した前澤。その狙いと、若手作家育成にかける思いを聞いた。

「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイ代表の前澤友作が創設した現代芸術振興財団。この財団が主催する学生対象のアワード「第4回CAF賞作品展」が11月5日まで代官山で行われた。会場で自身のコレクションを惜しげもなく展示した前澤。その狙いと、若手作家育成にかける思いを聞いた。

光のインスタレーション作品で知られるアーティスト・高橋匡太がつくりだすライトアップイベントが箱根・彫刻の森美術館で開催される。会期は2017年12月1日〜2018年1月8日。

顔一面にフランスパンをくくり付けた「パン人間」や、アルツハイマー症の母の介護を作品とした「アート・ママ」シリーズなどで知られる折元立身が10月22日、川崎市岡本太郎美術館で「26人のパン人間の処刑 川崎市岡本太郎美術館 2017」を行った。

世界を代表するファッション・デザイナー、ドリス・ヴァン・ノッテン。その姿に密着した初のドキュメンタリー映画『ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男』が2018年1月より公開される。

自由が丘のgallery to plusで、メディアアート・キュレーターとして活動する四方幸子による企画展「Critical Selfies」が開催される。時里充、山内祥太、三木麻郁の3名が、それぞれ個展形式で連続して展示を行う。

「だまし絵(トロンプ・ルイユ)」で知られるマウリッツ・コルネリス・エッシャーの回顧展が、2018年6月から上野の森美術館で開催。世界最大級のイスラエル博物館のコレクションが来日し、代表作を含む約150点が日本で初めて公開される。

東京・世田谷の閑静な住宅街に位置する静嘉堂文庫美術館が2018年の展覧会ラインナップを発表した。18年は江戸時代後期を代表する浮世絵師・歌川国貞の個展をはじめ、酒器をテーマにした展覧会など4つを開催する。

東京・六本木のワコウ・ワークス・オブ・アートでドイツを代表するアーティスト、ゲルハルト・リヒターによる2年ぶり10度目の個展「Painting 1992‒2017」が開催される。会期は2017年12月16日〜2018年1月31日。

第111回
2017年に97歳を迎える前衛芸術家「ダダカン」こと糸井貫二(1920〜)が9月に個展「Paper Penis Exhibition」を開催した。「原子力」への関心を軸に展開された本展を、椹木野衣がレビューする。

岐阜県美術館にて「ディアスポラ・ナウ!〜故郷(ワタン)をめぐる現代美術」が開催される。中東出身の作家を中心に、「ディアスポラ」=民族離散について扱う現代美術を紹介。会期は2017年11月10日〜2018年1月8日。

ハリウッドで大物プロデューサーや俳優のセクシャル・ハラスメントに対する告発が相次ぐなか、アート界でもセクハラに対して声が上がっている。5000人を超えるアーティスト、キュレーターらが公開書簡がウェブサイトで公表された。

「ニュータウン」をテーマに15組のアーティストが参加する企画展「ニュー・フラット・フィールド」が開催。11月11日、12日の開催期間中、複数の企画展示やトークイベントが行われる。

多彩な活動で人々や社会と関係してきた小山友也。11月19日までOpen Letterで個展「COUNTERWEIGHT」を開催中の作家に、作品について聞いた。

千葉・佐倉のDIC川村記念美術館が日本画展示を終了し、作品譲渡を進めることを明らかにした。

今年設立20周年を迎える演劇カンパニー・チェルフィッチュが、代表作『三月の5日間』をリクリエーションする。12月の神奈川での公演の後、全国ツアーも予定されている。

油彩の絵画作品を中心に手がける政田武史が、5年ぶりとなる個展を原宿のThe Massで開催。自身がつくり出した物語をベースにした新作を発表する。会期は11月18日〜12月17日。

恵比寿一帯を舞台に行われる映像とアートのフェスティバル「恵比寿映像祭」が今年度も開催される。第10回となる今回の会期は2018年2月9日〜25日。

荒川修作らによる「養老天命反転地」があることでも知られる岐阜県の養老公園で、情報科学芸術大学院大学(IAMAS)と連携したアートイベントが開催される。開催期間は、11月18日、19日の2日間。

川口隆夫演出・出演の舞踊作品《大野一雄について》が札幌・神戸・さいたま・高知の4都市でツアー公演を開催中。公演に伴い彩の国さいたま芸術劇場ではアーカイブ展示、ワークショップ、アーカイブ映像の上映などのイベントを開催。

1983年、京橋に開廊したギャラリー椿では、絵画、版画、立体など、詩情のある作品を数多く紹介してきた。取扱作家は現在約50名。その多くがオープン以降、継続的に紹介してきた作家たちだという。代表を務める椿原弘也に、これまでの活動や、ギャラリーと作家との関係性の話を聞いた。