田名網敬一×オリバー・ペイン。
渋谷で開催の2人展でコラボレーション作品を展示

田名網敬一とオリバー・ペインによる2人展「Perfect Cherry Blossom」が、渋谷のNANZUKAで開催。2人のコラボレーション作品のほか、それぞれの新作も展示される。会期は3月17日〜4月21日。

© Keiichi Tanaami, Oliver Payne Courtesy of the artists and NANZUKA

 1936年東京都生まれの田名網敬一は、60年代より、メディアやジャンルにとらわれず、アニメーション作品からシルクスクリーン、イラストレーション、コラージュ、実験映画、ペインティング、立体作品と、領域を横断した活動を展開。ポップアートやサイケデリックカルチャーの日本への導入に大きな役割を果たし、国内外を問わず多くのアーティストに影響を与えた。

© Keiichi Tanaami, Oliver Payne Courtesy of the artists and NANZUKA

 そんな田名網に影響を受けたアーティストのひとりである、77年ロンドン生まれのオリバー・ペインは、ハードコア・ミュージック、パンク、グラフィティなどのストリートカルチャーをベースにした映像作品やインスタレーション作品を中心に作品を発表。これまで2011年と17年の2回、チューリッヒとロサンゼルスで田名網との2人展を開催してきた。

 本展では、田名網が描いたモンスターあるいは古代神像を思わせる人型のキャラクター上に、ペインが日本のテレビゲームからインスピレーションを得た弾幕のステッカーを配置したコラボレーション作品を展示。あわせて、田名網とペインそれぞれの新作も発表予定となっている。

© Keiichi Tanaami, Oliver Payne Courtesy of the artists and NANZUKA

編集部

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