
孤高のデザイナー、 マルタン・マルジェラのふたつの 展覧会がパリで開催
ベルギー出身のファッション・デザイナー、マルタン・マルジェラ。2008年を最後に表舞台から姿を消してから10年、マルジェラの展覧会がパリを代表するふたつのモード美術館にて開催されている。

ベルギー出身のファッション・デザイナー、マルタン・マルジェラ。2008年を最後に表舞台から姿を消してから10年、マルジェラの展覧会がパリを代表するふたつのモード美術館にて開催されている。

1999年より2008年まで10年にわたり開催された「シヤチハタ ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティション(SNDC)」が、10年ぶりに再開する。開催に込めた思いを、コンペの特徴と併せて紹介する。

被写体の自由と若さ、倦怠と感受性を鮮やかにとらえ、世界中で脚光を浴びる写真家のひとり、ライアン・マッギンレーによる日本で2年ぶりとなる個展が小山登美夫ギャラリーで開催される。会期は4月6日〜5月19日。

アメリカでは現在、鎮痛剤「オピオイド」の乱用による健康被害が深刻な問題となっている。これに対し、自身もオピオイド中毒を経験した写真家のナン・ゴールディンが、事態改善を訴える団体「P.A.I.N」を設立。オピオイドの普及のきっかけをつくったサックラー一族の名を冠するメトロポリタン美術館「サックラー・ウィング」で抗議行動を行った。

1980年の文化勲章受章など、日本女性画家のパイオニアのひとりとして歴史に名を残す日本画家・小倉遊亀。その画業を展観する回顧展が新潟市美術館で開催される。会期は4月14日~6月10日。

ウィーン世紀末美術を牽引した、画家のグスタフ・クリムトやエゴン・シーレらが1918年に亡くなってから100年。今年、ウィーンでは世紀末美術の展覧会が相次いでいるが、来年は日本でもこの時代に焦点を当てた展覧会「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」が開催されることが発表された。

香取慎吾が香港島の中環、オールド・タウン・セントラル(OTC)エリアでストリート・アート作品を発表。香取によるパブリックアート作品としては青森県津軽鉄道の列車に次ぐ2作目であり、海外では初となる。

デヴィッド・ボウイが1970年代に着用したアイコニックな衣装を3Dで楽しむことのできるARコンテンツが、ニューヨーク・タイムズのアプリ内で配信された。

アーティスト・コミュニティ「パープルーム」を主宰する梅津庸一が「共同体」をテーマにキュレーションした展覧会がURANOにて開催される。会期は4月21日〜5月26日。

現在、東京・上野の国立西洋美術館で開催中の「プラド美術館展」では、スペインの巨匠 ディエゴ・ベラスケスの作品が日本国内の展覧会では過去最多の7点展示されている。「黄金時代」のスペインで活躍したベラスケスが「画家の中の画家」と言われるまでになった背景とは? 本展の出品作から紐解いていく。

イタリアの美術家、ブルーノ・ムナーリの生涯にわたる作品約320点を紹介する日本最大の個展が、神奈川県立近代美術館 葉山で開催される。会期は4月7日〜6月10日。

ヤマハが開発し、2017年度のグッドデザイン大賞を受賞した管楽器「Venova(ヴェノーヴァ)」と、ヤマハ発動機が発表した電動アシスト自転車「YPJ」シリーズ。これら2つの製品を紹介する合同展示イベント「Breezin’」が、3月14日から4月9日までヤマハ銀座ビル1Fで開催中だ。今回は、ヤマハ発動機 執行役員デザイン本部長の長屋明浩とヤマハデザイン研究所の川田学、そして「Venova」担当デザイナーの辰巳恵三、「YPJ」担当デザイナーの北山亮平に話を聞いた。

ファッションブランド「Off-White」のクリエイティブ・ディレクターとして飛ぶ鳥を落とす勢いのヴァージル・アブロー。そんな彼が、村上隆主宰のKaikai Kiki Galleryで世界初となる個展を開催している。「"PAY PER VIEW"」と題された本展で何を見せるのか。来日した本人に、建築家・浅子佳英がインタビューを行った。

群馬県前橋市のアーツ前橋で、「横堀角次郎と仲間たち 草土社の細密画から、郷里赤城山の風景まで」展が開催。同市出身の画家・横堀角次郎と、岸田劉生、椿貞雄などともに歩んだ仲間たちの作品を紹介する。会期は3月17日〜5月29日。

オーディオ・ビジュアル作品を展開するアーティストとしてベルリンを拠点に活動する黒川良一が、Takuro Someya Contemporary Artで個展を開催する。会期は3月24日〜4月28日。

ジャーナリストの津田大介が芸術監督を務める「あいちトリエンナーレ2019」の開催概要が発表された。「情の時代 Taming Y/Our Passion」をテーマに、飯田志保子らがキュレーターとして参加する。

複数の時間軸や光学原理をテーマに独自の絵画作品を制作、発表してきた新平誠洙の個展が大阪のアートコートギャラリーで開催。ネットワーク社会における仮想空間の生命概念や文化的洞察を取り込んだ新作を発表する。会期は2018年3月27日〜4月28日。

エコール・ド・パリを代表する画家、藤田嗣治(レオナール・フジタ)。乳白色の肌の裸婦像などで知られる藤田は今年没後50年を迎え、日本とパリで展覧会が多数予定されている。

画家の近藤亜樹が、銀座 蔦屋書店内の展示スペース「アートウォールギャラリー」で、植物や小さな生き物を描いた作品を展示する「Grow Wings」展を開催する。会期は4月20日〜5月14日。

全出展作品がヌードを主題とする作品で構成された展覧会、その名も「ヌード NUDE ―英国テート・コレクションより」が横浜美術館で3月24日より開催される。イギリスのテート・コレクションからヌードの傑作が集結する本展の見どころと意義とは?