
フェルメール8点がついに来日。過去最大の「フェルメール展」が開幕
開催前より大きな注目を集めてきた「フェルメール展」が10月5日よりスタートする。過去最多となるフェルメール作品が集結する本展の様子を、レポートでお届けする。

開催前より大きな注目を集めてきた「フェルメール展」が10月5日よりスタートする。過去最多となるフェルメール作品が集結する本展の様子を、レポートでお届けする。

イギリスの大英博物館日本ギャラリーが、9月27日にリニューアルオープンした。総来館者の10パーセント以上にあたる、年間およそ75万人の訪問者を集めている同ギャラリー。オープニングのコレクション展では、紀元前5000年から現在までの美術品やマンガなどが展示される。

東京都立川市のファーレ立川が10月13日、開設24周年を迎える。これを機に、エリア内全109作品を鑑賞する約3時間の特別記念アートガイドツアーが開催されるほか、トークイベントやアートマーケットなど様々な催しが行われる。

「描きたいものを描きたいように」という信念を込め、 自らの中に生まれる世界を描く佐藤晋也。この秋、個展開催を控えた作家に、絵画への思いと発想の源泉について話を聞いた。

東京藝術大学は10月2日、同大上野キャンパス内に「藝大アートプラザ」をオープンさせた。これは、同大開学以来初の共同事業となり、小学館とともに運営する。

日本最大のアートフェア「アートフェア東京」を主催する一般社団法人アート東京が、2019年に開催される「アートフェア東京2019」の概要を発表した。

9月30日、ザオ・ウーキーによる三連の抽象画《1985年6月-10月》が、サザビーズ香港でアーティストの過去最高額となる約74億円で落札された。この数字は、アジア人のアーティストによる油彩画の最高額や、香港で落札された絵画の最高額などの記録を更新している。

アーティストの舘鼻則孝が、10月3日から14日にわたって、東京・銀座のBasement GINZAにて個展「―NORITAKATATEHANA RETHINK―THEORY OF THE ELEMENTS」を開催。日本各地の伝統工芸の技術を用いて制作した作品が並ぶ。

2017年10月1日に東京・新宿区に開館し、1周年を迎えた草間彌生美術館。その第3回となる展覧会「未来へのわが展望をみてほしい―植物とわたし」が10月4日より開催される。草間作品の代表的なモチーフである植物にフォーカスした本展。どのような作品が見られるのか、その様子をお届けする。

舞踏家・笠井叡の新作ダンス作品《高丘親王航海記》が東京の世田谷パブリックシアターで上演される。本作は、澁澤龍彦の遺作となった『高丘親王航海記』を21名のダンサーを率いて壮大に演出するもの。公演期間は2019年1月24日~1月27日。

美術の新しい風を吹かせたいという思いから、日本画家の中島千波、中野嘉之、畠中光享によって設立された公募団体「Artist Group-風-」。同団体が主催する、満45歳以下のアーティストを対象にした公募展「Artist Group-風-大作公募展」が2018年10月23日より東京都美術館で開催される。

近世日本を代表する絵師として知られる長澤蘆雪の画業をたどる回顧展「長澤蘆雪―18世紀日本のアバンギャルド」が、スイス・チューリッヒのリートベルク美術館で開催されている。会期は11月4日まで。

60年代より日本写真の第一線で活躍した深瀬昌久(1934〜2012)の写真集『MASAHISA FUKASE』(日本語版:赤々舎)が9月19日に刊行された。本書は、深瀬が生前に雑誌に残した撮影後期や手記をもとに、その制作意図や背景を全26章にわたって丹念に追ったもの。5万字の作品解説とともに、深瀬の全貌を浮き彫りにする待望の集大成となる。

夭折の天才としていまふたたび注目を集めるジャン=ミシェル・バスキアによる4つの作品が、11月14日のサザビーズニューヨーク・現代美術セールに登場。バスキアの生涯を振り返るこの4つの作品は、合計予想落札額が約44億円を超える。

今年5月、東京大学中央食堂に展示されていた宇佐美圭司の絵画《きずな》が廃棄された。これに端を発し、美術評論家連盟が「事物の権利、作品の生」と題したシンポジウムを開催する。日程は11月11日。

東京国立博物館で「マルセル・デュシャンと日本美術」展と同時に開幕したのが「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」展だ。昨年、60万人以上を動員した「運慶」と同じく「慶派」の快慶、定慶、行快などが揃う本展の見どころとは?

ロシア・モスクワのプーシキン美術館で「江戸絵画名品展」が開催されている。本展は、ロシアでは初となる文化庁主催海外展。日露間における人的交流の拡大に向けた方策のひとつとして、尾形光琳、葛飾北斎をはじめとする江戸時代の名画を紹介するもの。会期は10月28日まで。

20世紀の美術にもっとも影響を与え、その後の現代美術史の礎となった芸術家マルセル・デュシャン。その足跡をフィラデルフィア美術館所蔵品でたどり、さらには日本美術を比べるという展覧会が東京国立博物館で10月2日より開催される。150件以上の作品・資料が並ぶ本展の概要をレポートでお届けする。

現在、スタジオ・オラファー・エリアソンで研究員を務める姉弟ユニット・SHIMURAbros。ベルリンを拠点とするふたりが、ポーラ美術館の現代美術展示スペース「アトリウム ギャラリー」におけるHIRAKU Project第7回の展示として「Film Without Film 映画なしの映画」展を開催する。会期は12月8日〜2019年3月17日。

エリザベス女王の治世を祝福するため、デイヴィッド・ホックニーがiPad を使ってデザインしたステンドグラスの新作《ザ・クイーンズ・ウィンドウ》が、9月26日にロンドンのウェストミンスター寺院で公開された。