
「思ヘバ悲シ、我々勤労者ナリ」。世界が注目する炭坑画家に迫る映画『作兵衛さんと日本を掘る』をチェック
2011年5月25日、名もない炭坑夫の描いた記録画と日記697点が、日本初のユネスコ世界記憶遺産に指定された。その作者であり、幼い頃から福岡県の筑豊炭田で働いた生粋の炭坑夫・山本作兵衛(1892〜1984)をテーマとした映画『作兵衛さんと日本を掘る』が、東京・ポレポレ東中野にて公開中(福岡、大阪、京都、兵庫など順次公開予定)だ。作兵衛の絵さながらに働いた人々の人生や、作兵衛を知る人々の証言を通じて見えてくる、この国の過去と現在、未来とは?


















