受け継がれるのは美術館の“DNA”。「はじまりから、いま。」展に見る、70年にわたる作品収集と美術館活動の歴史
東京・京橋のアーティゾン美術館で現在、「はじまりから、いま。1952-2022 アーティゾン美術館の軌跡──古代美術、印象派、そして現代へ」と題された展覧会が開催されている。本展は、同館の前身となるブリヂストン美術館開館から現在に至るまでの作品収集と美術館活動の歴史を遡るかたちで紹介するものだ。70年に渡り連綿と紡がれてきた美術館のDNAともいうべきものとは何か? 本展を担当した学芸員(田所夏子・平間理香)、司書(黒澤美子)に見どころと共に話を聞いた。