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機会を創るひと、活かすひと。リクルートの芸術文化支援は「江副記念リクルート財団」、アートセンター「BUG」の両輪で回る

東京駅八重洲南口に面したビル1階で、リクルートホールディングスにより昨年オープンしたのがアートセンター「BUG」。同スペースで6月から開催される小林颯個展「ポリパロール」(6月26日〜7月21日)は、新しい「場」にふさわしい大胆なチャレンジに満ちた展示であり、個展を担う小林は公益財団法人江副記念リクルート財団の支援を受けたアーティストでもあるのだ。リクルートが長らく継続してきた若き才能への支援活動と、BUGに象徴される「場づくり」の取り組みとはどんなものか。その歴史と実態を、運営側とアーティスト双方の声から探る。

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エイベックスがつくる「アート」としての大麻布。現代社会を刺激する大麻布ブランド「majotae」とは?

エイベックスが手がける、大麻布(ヘンプ)ブランド「majotae(マヨタエ)」。日本古来の大麻布を蘇らせるというこのプロジェクトはどこを目指しているのか。本ブランドに携わる大麻布収集家でアーティストの吉田真一郎に話を聞いた。

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デザインとアートの交点から生まれる、可能性と問い。対談:横尾忠則×鈴木曜

1908年の創業以来、カミソリや包丁を中心とした刃物をつくり続けた貝印。同社が2021年より販売を開始した世界初の「紙カミソリ®」は、その名の通り、紙でできた使い捨てカミソリだ。その「紙カミソリ®」が横尾忠則の「ピンクガール」シリーズとコラボレーション。横尾がその試作品を初めて目にする場で、デザインを手がけた貝印のCMO・鈴木曜との対談を行った。コラボレーションの経緯から、「ピンクガール」の秘話、デザインとアートの魅力、ものづくりにおける思想、そして環境問題まで、幅広く語り合う。

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もの派、そして「触」シリーズへ。学芸員が語る「吉田克朗展—ものに、風景に、世界に触れる」(神奈川県立近代美術館 葉山)

キャリア初期には「もの派」のひとりとして活動し、ほどなくして絵画表現を模索する道を歩んだ吉田克朗。「触」シリーズを精力的に手がけるなか、1999年に55歳で逝去した作家の全貌にせまる大規模な回顧展「吉田克朗展—ものに、風景に、世界に触れる」が初めて開催される。展覧会を担当する神奈川県立近代美術館の学芸員・西澤晴美に話を聞いた。

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モンクレールから世界への「夢への招待状」。ドリーマー、ダニエル・アーシャムが見た夢とは?

毎春、ミラノ市内に世界中から最新のデザインが集結するミラノデザインウィーク。フランス発のファッションブランドであるモンクレールが、ミラノ中央駅を中心に「An Invitation To Dream(夢への招待状)」と題するプロジェクトを4月15日〜21日に開催した。同プロジェクトに登場したドリーマーのひとりでアーティストのダニエル・アーシャムのインタビューをお届けする。

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マーク・レッキーが《Fiorucci Made Me Hardcore》を通して伝える、アートをつくる「意味」

東京・表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京で、イギリス出身のアーティストであるマーク・レッキーの日本初個展「Fiorucci Made Me Hardcore feat. Big Red SoundSystem」が開催されている(〜8月18日)。来日した作家に、映像作家である荒木悠がインタビュー。その作品と制作姿勢に迫る。

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「とやまKOGEIチャレンジプロジェクト」が切り開く若手工芸作家と富山県の未来

高い技術力に裏づけられた富山県では、工芸の再構築を目指す取り組みが進められている。2020年度、21年度の「国際工芸アワードとやま」、22年度の「工芸コラボレーション1+1プロジェクト」に続き、23年度は「とやまKOGEIチャレンジプロジェクト」と題して、35歳以下の工芸作家がホスト(工房・企業)とタッグを組み、協同で新しい作品を発表。昨年度に続き、富山県総合デザインセンター所長で富山県美術館副館長の桐山登士樹に話を聞いた。

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化粧用パール剤が画材となり、絵画の未知なる奥行きが生まれる。対談:アーティスト・高屋永遠 × 山脇竹生

東京・代官山のLurf MUSEUMで、アーティスト・高屋永遠の個展「It calls: shades of innocence」が4月8日まで開催中だ。高屋は絵画制作を通じて、自らが存在する空間の根源を探り、鑑賞者が作品を前にして「大いなる自然の循環の一部」としての自己を感じられるような、没入的空間を探求している。そんな高屋は資生堂みらい研究グループとともに、化粧用パール材を画材に用いた新たな絵画表現の考案に挑戦。本展ではその成果が新作として展示されている。アーティストと化粧品会社の共同研究から生まれた新たな描画方法とはいったいどのようなものなのか。高屋と資生堂研究員・山脇竹生に話を聞いた。

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日本橋からアートの新しい物差しをつくる。「ソノ アイダ#TOKYO MIDTOWN AWARD」特別鼎談:藤元明×大巻伸嗣×井上ルミ子

これまで333名のアーティスト・クリエイターを顕彰してきた「TOKYO MIDTOWN AWARD」と、空き物件などの都市の隙間をメディアとして活用するアートプロジェクト「ソノ アイダ」がこのたびタッグを組んだ。日本橋エリアのビルの隙間に拠点を構え、受賞者の制作現場として街に開かれる。ここからどのような新たな価値が生み出されるのか? ソノ アイダ主宰の藤元明、アワードの審査を務めてきた大巻伸嗣、東京ミッドタウンの井上ルミ子に話を聞いた。

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PwCはなぜ現代アート展を行うのか。CEO・大竹伸明と識者たちが語る「アート✖️ビジネス」の現在地

大手コンサルティングファームのPwCコンサルティング合同会社が初めて開催する現代アート展「How to face our problems」。企業と国が現代アートを求める背景と戦略をビジョナル株式会社取締役CTOの竹内真、元テルモ株式会社代表取締役会長の中尾浩治、文化庁文化戦略官の林保太、PwCコンサルティング合同会社代表執行役CEOの大竹伸明による座談会で解き明かす。

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CCBTとExploratoriumが目指す「学び」のかたち。アートを超えて拡張するラボの力を探る

アートとデジタルテクノロジーを通じて、人々の創造性を社会に発揮するためのラボ型文化拠点、シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]。同施設の伊藤隆之、廣田ふみが、ラボ型拠点の先例と言えるサンフランシスコの「Exploratorium」のラーニングデザイナー・松本亮子と、ラボの力と将来像を語る。

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困ったらまず「アートノト」をノックして。アーティストや芸術文化の担い手の持続的な活動をサポート

東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京が2023年10月にオープンした、東京芸術文化相談サポートセンター「アートノト」。アーティストや芸術文化の担い手を総合的にサポートするために誕生した同センターの意義や課題感、そして展望について、大塚千枝に話を聞いた。

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いま坂本龍一を「トリビュートする」意味とは何か? 鼎談:畠中実×真鍋大度×高谷史郎

2023年3月に逝去した音楽家・坂本龍一をトリビュートする初の展覧会として、「坂本龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア」が、東京・初台のNTTインターコミュニケーション・センター [ICC]で開催中だ。この展覧会に携わったキーパーソンである畠中実、真鍋大度、高谷史郎の三人が、坂本の思い出とともにトリビュート展の意義を語る。

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日本のアート界は変えられる。寺田倉庫代表取締役社長・寺田航平が見据えるもの

寺田倉庫がアート事業を加速させている。そのキーパーソンが、2019年より寺田倉庫の代表取締役社長を務める創業家出身の寺田航平だ。かつてはIT企業を起業・一部上場させ、現在は経済同友会副代表幹事を務めるなど財政界とも太いパイプを持つ寺田は、日本のアート界に何をもたらそうとしているのだろうか?

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日本写真史において唯一無二の存在。キュレーターとめぐる、安井仲治の20年ぶりの展覧会

日本の写真史において傑出した存在であった安井仲治(1903〜1942)。その回顧展が兵庫県立美術館で開催される(会期:12月16日~2024年2月12日)。10代でカメラと出会い、20代半ばに関西の写真シーンで一目置かれるも、38歳の若さで病没した安井。旺盛な創作意欲をもって極めて多くの写真の技法、スタイルに取り組んだこの作家の見どころについて、兵庫県立美術館学芸員・小林公が語る。

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