第17回

ミヤギフトシ連載17:サマセット・モーム『人間の絆』 呪縛と織物、鉄の扉

アーティストのミヤギフトシによるブックレビュー連載の第17回。今回は、前回に引き続きイギリスの作家、サマセット・モームの作品を取り上げる。『人間の絆』(新潮社)は、モームの自伝的小説。ヨーロッパを旅して彼の足取りをたどった、ミヤギの目に映ったものとは。

岡崎京子『リバーズ・エッジ』が実写映画化。1990年代を生きる若者たちの青春の欲望と焦燥感を描く

『pink』『ヘルタースケルター』などで知られる漫画家・岡崎京子の『リバーズ・エッジ』が、『世界の中心で、愛をさけぶ』『パレード』などを手がけてきた行定勲監督により実写映画化。2月16日より、TOHOシネマズ新宿ほかで全国ロードショーを開始した。主人公の女子高生・若草ハルナを二階堂ふみが演じる。

INSIGHT

いまアーティストに何ができるのか。 毛利嘉孝が見た会田誠展「Ground No Plan」

大林財団による新助成制度「都市のヴィジョン」を受け、第1回目の助成対象アーティスト・会田誠の個展「Ground No Plan」が開催されている。東京・青山の地下2フロアを大胆に使ったこの展覧会で会田は何を提示しているのか? 東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科教授の毛利嘉孝がレビューする。

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