
臨時休館中の東京都写真美術館、展示風景をYouTubeで公開。学芸員による解説も
新型コロナウイルスの影響で臨時休館している東京都写真美術館が、本来であれば開催されている2つの展覧会の様子を動画で公開した。

新型コロナウイルスの影響で臨時休館している東京都写真美術館が、本来であれば開催されている2つの展覧会の様子を動画で公開した。

今年5月31日からの開催が予定されていた芸術祭「北アルプス国際芸術祭2020」の開催延期が発表された。新型コロナウイルスの影響。

2011年3月11日の東日本大震災発生から9年が経過した。東京電力福島第一原子力発電所事故によって帰還困難区域内と指定された地域を会場に、15年3月11日から開催されている展覧会「Don't Follow the Wind」にあらためて注目したい。

日本初の本格的な作曲家・指揮者として活躍した山田耕筰の活動を、竹久夢二や恩地孝四郎らとの影響関係など、同時代の美術とともに紹介する展覧会が栃木県立美術館で開催された。同館での「ダンス!20世紀初頭の美術と舞踊」展(2003)とも連続する本企画について、インディペンデント・キュレーターの長谷川新がレビューする。

青森県・弘前市にある吉野町煉瓦倉庫を改修し、2020年4月11日に開館する現代美術館「弘前れんが倉庫美術館」。建築家・田根剛が日本で初めて手がける本館が、2月28日に竣工した(3月31日追記:新型コロナウイルスの影響で開館は延期となった)。

パリを拠点に活躍する若き写真家ピエール=エリィ・ド・ピブラック。その日本初個展が、銀座のシャネル・ネクサス・ホールで始まった。会期は3月27日まで(新型コロナウイルスの影響で短縮)。

アメリカ・メリーランド州にあるボルチモア美術館が、女性アーティストに捧げるプログラム「2020 Vision」を行っている。250万ドル(約2億6000万円)以上の予算を投じて女性アーティストの作品のみを購入し、また、女性アーティストによる23の個展やグループ展を開催する。

2020年1月より放送を開始した大童澄瞳のマンガを原作に、湯浅政明が監督したアニメ『映像研には手を出すな!』。アニメーションづくりにのめり込む3人の女子高生の姿を、高い作画技術と演出によって描いた本作。映画史・映像文化論の研究者・渡邉大輔が、他作品とともに本作を検証しながら、今日に隆盛する「プロセスを描く映像文化」について分析する。

政府は、3月14日に予定していた「日本博」のオープニング・セレモニーの中止を発表した。

新型コロナウイルスの影響で、全国各地の美術館・博物館が臨時休館しているなか、いまも開館している館をまとめた。休館情報とあわせて確認してほしい(掲載基準は全国美術館会議の加盟館)。※本稿の更新は停止しております。最新情報は「まとめ:全国の美術館・博物館の再開状況」をご覧ください。

反政府デモや新型コロナウイルスの影響で、大きな打撃を与えられた香港のアートシーン。その活気を取り戻すため、地元の有志が新しいオンラインプラットフォーム「ART Power HK」をスタートさせた。68の機関が参加しており、展覧会やイベントなどをオンラインで公開する。

イギリスを代表する美術館、ナショナル・ギャラリーとGoogleがタッグを組み、Google Arts & Culture上でオンラインの展覧会を行なっている。サイト上では5つのセクションの展示を楽しむことができる。

物質的な絵画制作を通じて、光というものにアプローチしてきた画家の青木豊。その個展が、東京・天王洲のKOSAKU KANECHIKAで開催されている。会期は3月7日~4月11日。

主に写真週刊誌を中心に活動する傍ら、フィリピン出身の沖縄米軍軍属で生き別れとなった父を訪ねた作品なども残している写真家・砂守勝巳。その個展「黙示する風景」が、埼玉県の原爆の図丸木美術館で開催されている(~5月10日)。本展は、美術評論家の椹木野衣をゲスト・キュレーターに迎えている。

政府による監視システムやサイバーセキュリティ、闇ネットショップなど、インターネットに関わる様々な社会問題を主題とした作品を手がける「!メディアングルッペ・ビトニック(!Mediengruppe Bitnik)」。京都のLaboratory of Art and Formでは、その日本初個展を2期に分けて開催中だ。現在開催中の前期は旧作展(~4月6日)、続く後期は新作展となる(4月11日~5月9日)。

アーティストの佐藤朋子が、池袋の書店「コ本や honkbooks」との協働によってパフォーマンスシリーズ「サークルナレーティング」をスタート。本シリーズは、ある書店の一角で、声や言葉を扱うパフォーマンスの場を開くための試みだ。第1回は、同じくアーティストの関川航平をゲストに迎え、「テーブルにて」という副題のもと、ひとつのテーブルを起点に佐藤と関川がそれぞれのパフォーマンスを上演した。本作を埼玉県立近代美術館学芸員の佐原しおりがレビューする。

美術評論家連盟は3月6日、「ひろしまトリエンナーレ2020」における検討委員会設置案に対して声明を発表した。

新型コロナウイルスの影響により、各地の美術館・博物館が休館となっている。この休館によって開幕が延期や中止となった主要な展覧会を開幕日順にまとめた。

ものづくりの拠点として知られる富山・石川・福井の北陸3県。ここを舞台に、6ヶ所の展覧会、100ヶ所の工房見学、そして6つの工芸祭とアートフェアを行うプラットフォームが始動する。

1970年の大阪万博で注目を集めた、バシェ兄弟による「音響彫刻」。その5点を一堂に展示し、岡本太郎の芸術空間で共演させる「音と造形のレゾナンス-バシェ音響彫刻と岡本太郎の共振」展が、川崎市岡本太郎美術館で開催される。会期は4月25日〜7月12日(4月15日追記:本展は開幕延期となった)。