2020年5月31日~7月19日の開催を予定していた「北アルプス国際芸術祭2020」が、新型コロナウイルスの影響により、開催延期を発表している。
同芸術祭は、長野県の北西部に位置する大町市を舞台に、2017年に初開催。2回目となる今回は目、淺井裕介、川俣正など約35組のアーティストが参加し、デザイナーの皆川明がビジュアル・ディレクターを務めることになっている。
開催延期の理由について、北アルプス国際芸術祭実行委員会は以下のように発表。「新型コロナウイルス感染症に伴う感染拡大の状況等に鑑み、慎重に検討した結果、市民及び来場者、関係者等の安全、安心を確保すること、そして感染拡大を防止することが重要であると判断し、開催を延期することとしました」。
延期後の会期については「政府および関係機関等の動向や事態の終息へ向けた状況などを注視し、慎重かつ適切に判断」としており、3月11日現在のところ未定。
なお、すでに販売を開始している作品鑑賞パスポート引換券購入者のうち、希望者には払い戻し等の対応を行う。詳細は公式ウェブサイトをチェックしてほしい。